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January 22, 2019
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カテゴリ:気になるTV番組
2019年NHK大河ドラマ 『いだてん~東京オリムピック噺』
第3回の部分的な感想です。

この回は全体的になんかおかしくて随所で笑って、
そして静かな感動があった回でした。
『真田丸』での三谷幸喜さんの笑いとはまた違った、
これが宮藤官九郎さんの笑いなのでしょうか。

また現代なら「迷惑・危険」とお叱りを受けたり通報
されるようなことでも、あの時代の人々はさほど気に
しなかった、あるいは大目にみていた、そんな時代の
感覚もドラマから感じました。

そして今回も、第1回と同様にお金持ちで超エリート
一族である三島家の、個性が溢れすぎる皆さまが登場
して、俳優さんたちの演技に爆笑でした。

恐~い大奥様の和歌子様@白石加代子さん、最高!
大奥様のご機嫌が気になる三島家の皆さん、最高!
ドラマが始まって15分からのシーンと34分17秒からの
シーンでは、ホント笑いが止まりませんでしたわ~。

そして今回、視聴者の話題となったのが、綾瀬はるか
さん演じる春野スヤが、再び上京する金栗四三(中村
勘九郎さん)の乗る機関車を追いかけて、あの時代の
自転車で爆走するシーンでした。

このシーンはナント、リハーサルなしの一発撮りだった
そうです。 ⇒  こちら 。(注意:動画で音が出ます)
走る機関車と走る自転車でのシーンで一発撮り。
俳優さんたちの気合いと合わせる呼吸がすごいですね。


金栗四三(中村勘九郎さん)は海軍兵学校の試験には受からなかったけど、
「嘉納治五郎を乗り超えてけ!」と長兄の実次に励まされ、東京高等師範学校の
試験に無事合格しました。
美川秀信(勝地涼さん)と一緒に上京する日、村では四三のために祝砲が上がり、
家族は総出で駅まで見送りに来て、雨降る中を四三を万歳で送りました。



動きだした汽車を四三の家族はずっとずっと追いかけ、駅のホームを過ぎても
こうしていつまでも四三の乗った汽車を万歳しながら見送ってくれました。
家族の四三への期待と同時に心配や寂しさを感じる静かな感動のシーンでした。



汽車の座席に置いてあった雑誌を見たら 『冒険世界』 でした。
そこには天狗倶楽部や三島弥彦のことが載っていて、二人は東京への期待と
不安でいっぱいになりました。



当時、一般大衆の間では徳冨蘆花・著の小説の 『不如帰』 が大人気でした。
この小説のモデルが三島家という話を聞いた母・和歌子(白石加代子さん)は
女中のシマに話のあらすじを話すよう命じます。
(母の機嫌を窺う弥太郎・弥彦兄弟の表情と、コワくて本当のことが言えず嘘の
あらすじを震える声で語るシマに、もう爆笑!)



熊本から丸2日かけて、二人はようやく東京に着きました。
郷里とは全く異なる大都会の風景に、人の多さに、四三はただ驚くばかりです。
そしてこの後、美川の提案で浅草に寄り道して、四三は電車で財布をすられて、
さんざんな思いをして夜にようやくお茶の水の寄宿舎に着きました。



寄宿舎に着いて舎監の永井道明(杉本哲太さん)に挨拶したらイキナリ、
鬼教官・永井から持っていた『冒険世界』のことで激しく叱られ、美川に罪を
なすりつけられた四三は肋木にぶら下がる罰を受けることになりました。



郷里の玉名の家に東京の四三から便りが届きました。
東京での生活のことがたくさん書かれた文に、家族は喜びに湧きました。



幼い日に(親切な人:たぶん夏目漱石に抱き上げてもらって)大人たちの
肩越しにちらっとだけ見えた憧れの嘉納治五郎先生と高師の入学式で対面でき、
嘉納先生を真正面から見上げることができたこと。



朝は6時に起きて冷水浴と乾布摩擦を欠かさないこと。
(なんで猫がここにいるのかと思ったら、勘九郎さんを「隠す」ためでした)



ごはんは30回ずつ噛んでたくさん食べるから朝に寄宿舎を出るのは一番最後
だけど、学校までの1里を20分で走って皆が乗ってる電車や市電を追い抜いて、
毎朝学校には一番乗りをしてること。
他には勉強も運動も頑張っていることなどを家族への文に綴りました。



熊本の四三の故郷にて。春野スヤ(綾瀬はるかさん)が自転車で走っていたら
川のほうから「ひゃぁ~」と奇声が聞こえてきたので何事かと思ったら・・・



奇声の主は金栗四三で、素っ裸になって川で水浴びをしていました。
学校が夏休みになり、四三が郷里の熊本に帰ってきていたのでした。
恥ずかしい姿をスヤに見せてしまった四三はこの後すぐに服を着て、スヤとの
心安らぐ楽しいひと時を過ごしました。



家に戻った四三は勉強部屋の天井に達筆な筆で書かれた言葉を見つけました。
それは長兄の実次が書いた、嘉納先生の座右の銘でした。
(ドラマで紹介がなかった『盡己竢成』の意味は こちら


四三を上の学校に行かせてくれた実次は、こうして
仕事の合間に家で独学していて、けっして勉強が嫌い
だったとかではなく、勉強が好きだったのです。

父が丈夫でしっかりしていれば、実次は長男として、
上の学校にふつうに行って勉学に励んだでしょう。
この後の畑仕事でのシーンも含め、自分の夢を弟の
四三に託す実次の姿に、感動で泣けました。


故郷での家族との幸せな時間が過ぎ、四三が東京に戻る日がきました。
スヤが女学校を卒業したら見合いをするという話を家族から聞き、それがなぜか
ずっと心にかかっていた四三でした。
ところが汽車の窓から外を見ると、汽車を追いかけて自転車で走るスヤの姿が。



四三の名を叫びながらスヤは自転車を走らせ、四三もまたスヤの名を叫びながら
車窓から身を乗り出して、互いの姿が見えなくなるまで別れを惜しみました。
(BGMと爽やかな情景に感涙しながらも、綾瀬はるかさんの脚力に感心でした)



東京に着いた四三と美川でしたが、寄宿舎に戻る前に美川の提案でまたもや
寄り道をすることになり、二人は浅草の活動写真館に入りました。
上演されていたのは徳冨蘆花の『不如帰』で、このときちょうど物語のモデルで
あり、女中のシマ(杉咲 花さん)から「心優しきお姑さまの話」と聞かされて
いた川島家の大奥様・和歌子も見にきていて・・・
(34分17秒からの、白石加代子さんと杉咲 花さん(特に白石さん)の表情の
変化は必見です!笑)



四三と美川が活動写真館を出たとき、浅草では「全国画学生大競争大会」が
ちょうど始まり、たくさんの若者たちが一斉に四三の前を駆け抜けていきました。



一体何事が始まったのか理解できない四三は、そばにいた車夫の清さんに
「皆さん、どこに向かって走っているのですか」と訊ねました。
どこにも向かわずただグルグル廻って走っているだけ、ということを聞いた四三は
衝撃を受け、これがマラソンという競技であることを知りました。



彼らは走りたいからただ走っているだけ。
その姿を見た四三は故郷の兄・実次の「お前もひとかどの人間になるには、熱中する
何かを見つけることだ」という言葉を思い出し、気がついたら走る彼らに「頑張れ」
と声援を送りながら自分も一緒に走りだしていました。



夜、四三は寄宿舎で10月に全員参加の校内マラソン競争があることを知ります。
昼間に浅草で見たあれを今度は自分が・・・四三の胸は高鳴りました。






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Last updated  January 22, 2019 02:54:02 PM


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