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February 5, 2019
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カテゴリ:気になるTV番組
2019年NHK大河ドラマ 『いだてん~東京オリムピック噺』
第5回の部分的な感想です。

今年の大河ドラマは従来の作品と違って、主人公やその
周りに政治的な策略や命がけの戦い等の緊張した場面は
なく、時代の流れの中でオリムピックという目標に突き
進んでいく感じのドラマになっています。

そして私にとって目新しかったのは、第1回の放送が
実はこれから始まる物語のあらすじであり、第2回から
順にじっくり説明していくという表現方法です。
第1回でのあの場面は、実は~~だったというような。
いろいろな表現方法があるのですね。

さらにこの第5回ですごい!と思ったのは、マラソン
というスポーツを初めて知った人々によって、物語が
こんなにも膨らんで面白くなるのかということでした。

金栗四三役で主演の中村勘九郎さんがただ必死に走って
いても、さほど面白くなかったと思います。
それを宮藤官九郎さんの脚本もお見事ながら、メインの
俳優さんだけでなくある場面にちょっと出てくるだけの
脇役の皆さんが、ドラマに味わいをつける空間を作って
くれていました。
面白い物語はやはり皆の力で作っているのですね。


日本で初となるオリンピックの予選会が東京の羽田運動場で開かれました。
スポーツ万能で足が速い三島弥彦(生田斗真さん)は、当初は家族の反対を恐れて
予選会には出ずスタッフとして参加していましたが、生来の好戦癖がムクムクと
湧いてきて我慢できず参加してしまい、結局3種目で優勝してしまいました。



いよいよ誰もが初の挑戦となる10里(約40km)のマラソンが始まります。
学生たちにとってふだんは怖い教授の永井道明(杉本哲太さん)ですが、このときは
選手たちのことを本当に案じていて、決して無理はしないよう強く言いました。



全国の大学から名だたる健脚が集まり、マラソンがスタートしました。
私は東京の距離感覚はわからないので、こうやって地図があると助かります。



8.2km地点の六郷橋の場面は、すぐに静岡県島田市の蓬莱橋だとわかりました。
(4.8km地点の多摩川土手のロケ地は、もしかして『西郷どん』と同じ場所?)
ちなみに蓬莱橋に行ったときの日記がこちらになります。 ↓ ↓
『蓬萊橋(静岡県島田市)に行ってきました~先日、嵐の櫻井君が通ったよー♪ 』



だんだん日差しが強くなって落伍者が出はじめ、でも金栗四三(中村勘九郎さん)は
一人でも多く抜いてやろうと野心が湧いてきて少しずつ順位を上げ、スタート時は
最下位だったけど折り返し地点付近ではなんと4位になっていました。



ゴールまであと4里(約16km)となったとき、四三は2位に上がっていました。
(前の選手を抜かすたびに「失敬します」と、実に律儀な四三君です)
沿道には天狗倶楽部の吉岡信敬(満島真之介さん)たちがいて、実況を入れながら
四三に声援をかけてくれました。



ダウンした選手を休ませるために、医師は途中にある茶屋を借りました。
マラソン大会の意味がわからない茶屋のおばちゃんは突然のことに困惑しています。
そしてこのとき空腹が我慢できなかった野口源三郎は「お金は後で払います!」と
茶屋の饅頭を1個失敬していきました。もちろんルール違反です。



雨が強く降る中を走り続け、四三の帽子から染料の赤が顔に垂れてきて、沿道の
人にはそれが流血に映りました。
マラソン競技をしているのを知らないこの人は、前を走る選手を追いかける四三を
見て「あいつにやられたんか?よし、俺が!」と一緒に走りだしました。



沿道の人たちはマラソンで走る選手を応援しつつ、なぜか一緒に走りだしました。
あの時代のこうもり傘って、いかにもコウモリって感じですね。



1位の佐々木を必死に追いかける四三でしたが、なぜか途中で佐々木がピタッと
立ち止まり、四三と10秒ほどにらみ合いになりました。
四三の後ろにいた沿道の人たちは二人の成り行きを見守っていて、佐々木がまた
走りだして四三も走りだしたら、皆も一緒にまた走りだしました。



四三はゴールまであと2kmの穴守稲荷神社で先頭の佐々木を捕えました。
神社の参道でデッドヒートを繰り広げる二人ですが、マラソン競技のことがよく
わからない人々は二人を追いかけて触ろうとして、役員は制止が大変でした。



この後、四三は佐々木を抜いてトップでゴールに帰ってきました。
体力限界でフラフラでゴールした自分を嘉納校長が抱き留めてくれ、幼い日の
自分と家族の願いがようやく叶いました。
一方、選手たちをひたすら案じていた永井は「とにかく無事でよかった」と、
そして「よくやった!」と四三を褒めて労わってくれました。



四三が優勝したことはすぐさま号外で町の人に配られました。
同じ東京高師の学生や先生だけでなく町の人たちも一緒に、10里を走って優勝した
四三を皆で祝福してくれました。



さて四三たちが激走していた頃、美濃部孝蔵(森山未來さん)は、こっそり
マラソン大会に出場している車夫の清さんの代理で車屋をやってました。
といってもサボって寝てて、でもそれを落語家の橘家圓喬(松尾スズキさん)が
叩き起こして、人形町までの走りを頼みました。
(圓喬はたぶん、いつも客席にいる孝蔵の顔を覚えていたんですよね)



夜になり、寄宿舎では四三ために祝勝会が開かれました。
教授で舎監の永井に日頃強く言えない可児徳(古舘寛治さん)は、嬉しさと酒の
勢いもあって思いっきり心配性の永井をコケにし愉快そうに笑っていました。
(でも可児先生、ちょっと永井先生に言い過ぎよ)



四三と同郷の美川秀信(勝地涼さん)もこっそりとお祝いの言葉を言いにきました。
ただこのシーン、美川が抱っこしている寄宿舎の飼い猫がかなりデカくて、猫を
飼っている視聴者は猫のデカさが気になって、話が全く頭に入りませんでした。



一方こちらはこの大運動会の総責任者でもある嘉納治五郎校長(役所広司さん)。
天狗倶楽部の面々とすっかり意気投合し、羽田運動場で盛り上がっていました。



「この経験を生かし、新しい日本マラソンの道を開拓せん。」ーー
そう決意した四三は優勝してもなお、勝因と課題の分析を怠りませんでした。
そして長距離を走っても破れない丈夫な足袋が欲しい一心の四三は、足袋屋で
店主の黒坂辛作(ピエール瀧さん)に言い方も考えずに自分の要望を並べ立て
(=足袋屋にケチをつけまくり)、黒坂を怒らせてしまいました。



さてこちらは三島家です。
大運動会での弥彦の活躍が新聞に載ったのに、兄・弥太郎も母・和歌子も全く
無関心で、女中のシマ(杉咲 花さん)はプリプリと怒っています。
(弥彦のことになると感情がついストレートに出るシマちゃんは弥彦坊ちゃまが
好きで、弥彦も自分のために喜怒哀楽してくれるシマは可愛いでしょうね)



そしてこちらは落語家の圓喬を乗せて走ってきた孝蔵です。
走りながら後ろから聞こえてくる圓喬の稽古の声にうっとりするほど圓喬の芸に
惚れ込んでしまった孝蔵。
去ろうとする圓喬に無我夢中で土下座して弟子入りを志願しました。
今までチャランポランに生きてきた男が初めて真剣になった姿に感動でした。
「じゃあ、明日も浅草から人形町まで頼むよ」とだけ言って去った圓喬は、翌日
ちゃんと浅草の十二階のところで待っててくれ、孝蔵に声を掛け走りを頼みました。






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Last updated  February 5, 2019 11:37:28 AM


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