3557135 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
April 17, 2019
XML
カテゴリ:気になるTV番組
2019年NHK大河ドラマ 『いだてん~東京オリムピック噺』
第14回の部分的な感想です。

ストックホルム五輪が終わって(1912年7月27日)金栗
四三(中村勘九郎さん)らが日本に帰国しました。
時代は明治から大正(1912年7月30日より)になってて、
東京高等師範学校の組織も変わりました。

また時勢の変化に伴って天狗倶楽部も解散となりました。
時勢には関係ないけど美濃部孝蔵(森山未來さん)や池部
スヤ(綾瀬はるかさん)の身にも変化が起こりました。

ただドラマ内での永井道明(杉本哲太さん)のやり方が
かなり乱暴ではあっても、嘉納治五郎(役所広司さん)が
激情のままに重ねた借金のことを考えるとやむをえない、
と思う部分もあります。

ところで永井道明の弟子として二階堂トクヨ(寺島しのぶ
さん)が堂々と登場しました。
学校教育での女子の体育は明治の後半からありました。
しかしドラマ内でも男子学生が「女のくせに」と息巻いて
いたように、この頃はまだ「女性がスポーツをするなんて
はしたない」という時代だったのでしょう。

女子がスポーツをするという新しい道を、このドラマで
これからどう描いていくのか。
四三がストックホルム五輪の土産として持ち帰った道具で
広まっていく陸上競技や可児徳(古舘寛治さん)が伝えた
ドッヂボール競技の広まりなど、この先もスポーツの歴史
として面白い部分が出てきそうです。


大正元年(1912)9月、金栗四三(中村勘九郎さん)は東京に帰ってきました。
四三が北欧に行っている間に明治天皇が崩御し、大喪の礼が済んだばかりの日本は
まだ自粛ムードの中にありました。
オリンピックで惨敗した四三にとって、静かな出迎えはかえって救いでした。



四三がストックホルムから持ち帰った重たい荷物の中には、槍・砲丸・円盤といった
日本にはまだない陸上競技の道具が入っていました。
市電の中で荷物を広げつつ四三は道具の使い方を説明し、皆も興味津々でした。



東京高師の寄宿舎に戻ると、四三のオリンピック報告会が開かれました。
四三が言い訳に聞こえるから言わないでおこうと思った敗因は、これから学ぶために
大切なことであると永井道明(杉本哲太さん)は説きます。



4年後のベルリン五輪に向けて、今度こそ勝つために、四三は対策をたてました。
ヨーロッパの舗装された道に足を慣らすこと、欧米選手のスタートダッシュについて
いけるよう電信柱を使ってスピードの変化に体を慣らすことなどをやっていました。



10年後、50年後の日本人のために体を鍛えるという永井は、やはり肋木である
という信念(というか思い込み)で、巡回指導する行く先々の学校に肋木を作らせ、
生徒たちを厳しく指導していました。(子役ちゃんたち、大変だったね)



東京高師の校庭では学生たちが円形デッドボールを楽しんでいました。
可児徳(古舘寛治さん)がイギリスから日本に伝えたもので、飛んでくる球を避ける
ことによって反射神経ととっさの判断力を鍛える球技でした。
(成人男性のパワーでこれをやったら迫力あるスポーツになりますね)



さて熊本の実家の兄・実次から四三に、とにかく一度熊本に帰るよう便りがきました。
(ここで在りし日の熊本城の姿が印刷された絵はがきを使ったのは、3年前の4月の
熊本地震から復興中である熊本へのエールだと、SNSで評判になっていました)



さて美濃部孝蔵(森山未來さん)ですが、師匠の橘家円喬(松尾スズキさん)から
突然、他の師匠に付いて旅に出るように言われました。
これは円喬が孝蔵の将来を考え、まさに「可愛い子には旅をさせよ」なのですが、
孝蔵は自分が破門されたと思い込んですっかり気落ちしていました。



しかし孝蔵が乗る汽車が出発する間際に、円喬は息を切らしながら走って、駅まで
孝蔵を見送りに駆けつけてくれ、汽車の窓から中に声をかけました。
円喬は自分を師匠と呼ぶ孝蔵を「あたしゃ師匠じゃないよ」と叱り(このあたりは
芸の世界の厳しいところです)、小円朝には「頼むよ~大事な弟子 貸すんだからよ、
こいつは大化けする、立派に育ててくれないと承知しないよ!」と。
円喬の自分への愛情を知った孝蔵は、ふらついて歩く円喬を車窓から見送りました。



大正2年(1913)1月、オリンピックの後でヨーロッパの視察と語学の勉強を
してきた三島弥彦(生田斗真さん)が帰国しました。
そして早速、天狗倶楽部の仲間たちとパーティーです。



ストックホルムで世界とは戦えない己の力を知った弥彦は、競技はすっぱりあきらめ
銀行員になると仲間たちに告げます。
この後は天狗倶楽部の仲間たちとは今までどおりスポーツを楽しんでと思っていたら、
仲間たちは年齢のことや世の風潮を理由に天狗倶楽部の解散を言いました。



スポーツに対する偏見に満ちた世の風潮、自らが体験してきた欧米人のスポーツの強さ。
諸々の思いから弥彦は兄・弥太郎に頼んでビジネスで渡米し、アメリカが強い理由を
見極めてやると決意し、皆に宣言します。
弥彦の言葉で沈んでいた皆の気持ちが一気に盛り上がり・・そしてやっぱりコレ!



皆は背広を脱ぎ捨ててシャツを脱ぎ、天狗倶楽部の応援演舞をしました。
もうこれが最後だろうと皆で心を一つにして声を限りに叫んだ天狗倶楽部の演舞は、
BGMも相まってゾクゾクするほどカッコ良くて感動でした。
(もうこうが見られないと思うと寂しいかぎりです)



四三は帰国した弥彦と会い、互いのこれからのことを話し合いました。
期待された成果が出せず世間は自分たちにすっかり冷たくなったけど、自分たちは
あの場所で精一杯戦ってきた、それを何かで証明したい、四三はそう思いました。



「確かめに行くかね?」--弥彦はそう言って四三を映画館に誘いました。
自分たちがどこに映っているかわからなほどの映画であっても、自分たちは確かに
あの日あの場所にいて世界を相手に精一杯戦っていた。
この二人だからこそわかる、精神的重圧や限界だった肉体の中からつかんだそれぞれの
結論に、互いに納得していました。



さて一段落した四三は、兄・実次に言われていたように熊本に帰郷しました。
その四三を待っていたのは見合いの話で、なぜか池部家に連れていかれました。
そしてそこには池部家に嫁いだスヤ(綾瀬はるかさん)がいて(←当たり前なんだけど)、
四三はわけがわからず大混乱中です。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  April 17, 2019 08:43:14 AM


PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Freepage List

Favorite Blog

星に願いを・・・。☆… りえりえ0527さん
柴犬さくらとカント… さくらパパ&ママさん
犬太とお散歩 a-totoroさん
チョコのちょこちょ… むんぞうさん
気ままなラブラドール max&daiママ♪さん
鳥の家 さくら113さん
バカネコ日記 海獣トドさん
じゃじゃ馬のつぶやき soniasさん
モフニャゴ通信  @… みぃ *さん

Archives

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.