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September 20, 2019
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カテゴリ:気になるTV番組
毎週日曜日にBS-TBSで8月11日まで放送されて
いた 『水戸黄門』 の第2シリーズ、 第10回(最終回)
の部分的な感想です。

ご老公一行は当初の目的であった「農業全書」のために
博多入りを果たしたところ、ご老公とウリ二つでしかも
怒りまくって博多弁でワーワーまくしたてる爺さんが
ご登場でした。(武田鉄矢さん、二役)

これまで歴代の黄門様でも、黄門様ソックリさんが登場
したことは何度かありました。
でも場面場面でこれだけ笑えたのは、武田鉄矢さんなら
ではのネタでしょうね。
これもある種の“神回”だと思ってます。

相変わらず黄門様の風格がない武田鉄矢さんです。
でもその代わり、この方の表情の変化には他の役者さん
にない面白さがあると思います。

この第2シリーズ全体を通して思ったのは、助さん役の
財木さんと格さん役の荒井さんのお二人の動きが、回を
重ねるごとに滑らかになっていったことです。
ご自身の動きと他の役者さんたちとの呼吸とかが、回を
重ねるごとに合っていく感じです。

それと時代劇の部屋を作る美術さん。
さりげないところに手が込んでいて素晴らしいです。
長年時代劇で経験を積んできたバイプレーヤーの方々が
違和感のない動きをして、役者さんの背景にその時代
らしい物があって、だから自然な時代劇になっているの
だと、つくづく感じました。

思えば、昔の時代劇は1シリーズが二十数話あるけど、
今の時代劇はだいたい数話~10話ぐらいです。
この『水戸黄門』が10話完結というのは、ちょっと
物足りない感じもあるけど、今の時代はこれぐらいが
ちょうどいいような感じもします。

前のシリーズでも思いましたが、私はこのメンバーでの
続編を是非とも希望いたします。
できたら内田勝正さんのような、いつも悪代官や悪党で
おなじみな俳優さんが、今度は悪役に泣かされる老人の
演技とか、あるいは 第8回 の山本紀彦さんのように、
悪役だけど見る側の共感を呼ぶような内容が見たいなあ、
なんて思っています。

『水戸黄門』はありえない娯楽の世界であっても、やはり
後世に残していくべき日本の大事な時代劇です。
いくら所作の先生がいても、ふだんの所作でも殺陣でも、
若い俳優さんたちは一朝一夕で自然な動きはできません。
ベテラン俳優さんたちの動きを見て習って、回数をこなす
時間が必要です。

TBSの製作陣の皆様、スポンサーの皆様、
このメンバーでの第3シリーズを、どうか是非、よろしく
お願いいたします!!
(あ、その前にこの第2シリーズの再放送を♪)


儒学者の貝原益軒(大出 俊さん)のところに宮崎安貞が訪ねてきました。
宮崎は自分が書いた「農業全書」を預けてあり、いつ京の版元へ送るのか気になって
いたのですが、貝原は「さるお方のご到着を待って」と本を留めていました。



その「農業全書」を前もって読みたがっていたのはご老公(水戸光圀;武田鉄矢さん)で、
そもそもはこのために水戸から福岡にやってきたのでした。
道中いろんなことがあったけど、やっと福岡入りして茶屋で一息ついていると、店先で
口論している二人の老人がいて、その片方がナント、ご老公とソックリの顔で・・。



ご老公と瓜二つのこの男は金貸しの杢兵衛(武田鉄矢さん・二役)でした。
もう一人の男は宮崎安貞(泉谷しげるさん)で、宮崎は杢兵衛から借りた金が返せない
ままで、杢兵衛は「それなら家財道具を全部持っていく」と息巻いていました。
そしてそのやり取りを物陰から悪党の山童の権六がひそかに聞いていました。



ご老公一行はようやく、本来の目的地である貝原益軒の家に到着しました。
ご老公は貝原の家においてある、元・福岡藩士だった宮崎安貞が40年かけて書き上げた
「農業全書」を手に取り、宮崎の長年の苦労に思いを馳せました。



「農業全書」の中身は、文章での説明だけでなく、字の読めない農民たちでも理解できる
よう、あらゆる農作業が絵で示されていました。
(この1回の放送のこのシーンために手の込んだ小道具を作る美術さん、すごいなあ)



さて、ご老公一行は宮崎安貞の家に向かっているのですが、途中で道に迷ってしまったので、
助さん格さんは道を尋ねに、吉姫は水を汲みに行って、ご老公は一人で待っていました。
そこへ金貸し杢兵衛が現れて二人で話をしていたのですが、宮崎を先生と慕う農民たち
(甲太や乙吉ら)が現れ、杢兵衛と間違えてご老公をどこかへさらっていきました。



ご老公は村はずれのお堂に連れていかれ、そこで甲太や乙吉たちから、宮崎先生は
自分たち農民のために杢兵衛から借金をしたと聞かされました。
その後で宮崎が駆け付け、さらに悪党どもがやってきて杢兵衛と思いこんでいるご老公を
さらっていき、残った悪党どもが農民たちを痛めつけようとしました。



でも宮崎を追ってきた助さん格さんが来てくれて、悪党どもは逃げていきました。
そしてここでやっと、甲太たちがさらったのは杢兵衛ではなくご隠居(ご老公)だったと
わかり、ご隠居が連れていかれた杢兵衛の家に皆で行くことにしました。



悪党の山童の権六が狙っていたのは、杢兵衛が持っている宮崎安貞の借金の証文と、
杢兵衛が長年ため込んだ金でした。
ご老公は杢兵衛の家に連れていかれたものの、後から杢兵衛本人がやってきて、ようやく
権六たちも事情がわかり、杢兵衛を脅して証文と大金を巻き上げて帰っていきました。



杢兵衛は厳しい取り立てをする金貸しだけど間違ったことはしていないと理解している
ご老公は、権六たちに財産のほとんどを持っていかれた杢兵衛が可哀想になり、そして
権六たちに怒りを覚えました。
夜になって助さん格さんと弥七も合流し、悪党の退治に動き出しました。



山童の権六(佐藤蛾次郎さん)は庄屋で村役人の大泉善兵衛(浜田 晃さん)と手を
組んでいて、証文は大泉が、金は権六が取ることにしました。
大泉の狙いは証文にある「家財道具一切」に含まれる「農業全書」で、これを自分たちで
本にして売って大儲けしようと企んでいました。
(屋敷内に立派な神棚に宝船など、これが金儲けが好きな庄屋の家のセットなのかな?)



ご老公一行と宮崎と農民たちが庄屋の家にやって来ました。
そしてドラマのクライマックスの大乱闘です。
ただ身長が185cmでケンカ強さに定評のある本宮泰風さんの刀を、身長160cmで
ふつうの女子の吉本実優さん(吉姫)が片手で受け止めて押さえるというのは、さすがに
これは無理があり過ぎの感じが。(この場面は助さん格さんか弥七がよかったなあ)



権六が杢兵衛から無理やり奪った借金の証文は、弥七(津田寛治さん)が大泉から
力づくで奪い返し、ご老公の手に渡りました。
その後で役人たちが駆け付けましたが、ご老公が身分を明かして事は収まりました。



さてこの後ですが、ご老公は杢兵衛に対しあることを頼み、杢兵衛はもちろんご老公の
目論見どおりに行動し、そして誰もが喜ぶ大団円となりました。



翌日、貝原益軒の元を再び訪ねたご老公は、製本された農業全書に自筆の書を残しました。
ご老公は農民のために長年研究を重ねてきた宮崎の働きを褒め、宮崎は「あの者たちが
いればこその自分」と感激しまくってご老公にお礼を言いました。
第2シリーズの水戸から九州への旅は、こうして幕を閉じました。






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Last updated  September 21, 2019 11:40:33 PM


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