古い写真
実家の片づけをしていたら、父のたんすの中から、古い写真。新聞の切り抜きとかではなくて、少し厚い紙に真珠湾でアメリカ軍が攻撃されている写真。明らかに新聞社からもらったと思われるような写真でした。左下に大阪毎日新聞社、右下に写真の説明が旧字体、右から書かれていました。父がこんな写真をなぜ持っているのか不思議。併せて、ルーズリーフに昭和15年から終戦まで、兵役で佐賀の馬渡島に行ったことがかいつまんで書かれていました。実際の戦地ではなかったのですが、それでも軍隊生活の一片がうかがえる内容でした。いったい何のために残したのか、なぜそんな写真を持っているのか、多分永遠の謎なのでしょうけど。父にとって、戦争は忘れられない苦い思い出なのかもしれません。