自称・Ｊａｚｚ Ｐｉａｎｉｓｔ

今日は一年に一度のピアノのメンテナンスの日だった。

うちが１台目のピアノを購入してから約２５年、
ずーっとお願いしているヤマハのおっさんがうちの担当である。

時には母が私と弟を幼稚園に迎えにいくのに、
調律ついでに留守番を頼まれたこともある、
まさに家族ぐるみのおつきあいとでもいいましょうか。

ただこのおっさん、えらいしゃべり魔で、母はうんざりしていた。
私が実家から出て一人で住むようになり、
おっさんはここに来るようになったが、必ず何かひとつ難癖をつけて帰る。
うんざりもわかった気がした。

今日は「ピアノカバーが汚い」
去年は「ピアノ自体が汚い」
おととしはハムスターを飼っていたので「何か動物がいる」（←難癖じゃないけど）
その前も「何か動物がいる」（２年連続）

これでも毎年お願いをしている。
というのも、やはりうちのピアノの癖を知り尽くしていることと、
ベテランなので腕がよい、と勝手に思っているから。

おっさんと同じヤマハの店で受付のおねーさんをやっていた友人も
「えー、あの人、超変わってるよ～！」と言っていた。

そんなおっさんですが、ふと今年は去年より髪の毛の量が増えたな･･･と
気がついてしまいました。ごめん。

ありがとう、おっさん。また来年もよろしく。