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今年の初め、今年やりたいことをリストアップしたが、
その中で唯一、続いているものがある。 読書。 その昔、親に怒られるほど漫画っ子だったのに、 今はすっかり活字中毒。 それにしても今年はよく読んだ。 ーーーー 丁度今日読み終わった本、こらえきれず電車の中で泣いてしまった。 やってもうた。 春ぐらいに読んだ、大崎善生『パイロットフィッシュ』の続編、 『アジアンタムブルー』。 末期の癌と診断された恋人が元気だった頃、仕事で訪れたニースで冗談で言った言葉、 「わたし、死ぬならニースで死にたいな」 この言葉に沿って、死の間際ニースまで連れて行く、って話。 (簡略化するとなんて味気ない!) 愛ってここまでさせることができるのか? そんなのを村上春樹ばりの水のような透明な文体で描かれている。 後半1/5ぐらいにかかってきたところ、「こりゃやばいぞ」と予感はあった。 そして、今日通勤の総武線の車内、超がんばったが、涙が出てしまった。 うぅ。 そして懲りずに2回目突入。 ーーーーー ちなみに今ドラマでやってる「1リットルの涙」も読んだ。 ワイドショーのコメンテーターが 「あの本読んで山手線の中で泣いた」 とかなんとか言ってたが、、、 亜也ちゃん(筆者ね)が絶筆するまでの 壮絶な病状に対する現実と彼女の内面の闘いが 柔らかい感性の上に書かれていたけど、 泣くまではいかなかった。 たぶん、自分を当てはめられなかったからかもしれない。 だけど、来年入院する身としては元気づけられたけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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