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カテゴリ:ミステリー
やうやくまた一冊読み終えました。
今回も長くかかりました・・・ 読み終えたのはアガサ・クリスティーの短編集「おしどり探偵(原題:PARTNERS IN CRIME)」ハヤカワ・ミステリ文庫の短編集4です。 (ハヤカワ文庫 HN1-36) クリスティー女史のミステリーと言って思い浮かべるのは名探偵エルキュール・ポアロか、お喋り好きの老婦人ミス・ジェーン・マープルではないかと思います。 特に最近は、火曜21:00~23:00のドラマ(昔の火曜サスペンス枠)でマープル物を舞台を日本の現代に換えてやっているのでこちらを見ている人もいるかもしれませんね。 ジェーン・マープル→馬淵淳子(まぶち じゅんこ)です しかし、以前にも書きましたがクリスティ女史の作り出した探偵はそれだけではありません。 幻想的なハーリ・クィン氏、心の専門医パーカー・パイン氏、そして今回の若夫婦トミーとタペンスもその一組であります。 この夫婦はもともと諜報局の関係の人間でしたが、あるとき探偵事務所を任される事になります。とはいっても探偵としてはど素人な二人がとった方法は、散々読んで来た推理小説に出てくる名探偵の真似をする事 つまり、クリスティー女史が過去の作家の真似をするという遊び心で書いた作品です。 真似される探偵で私が読んだことがあったのは、アーサー・コナン・ドイル氏の名探偵シャーロック・ホームズと、先ほども紹介したエルキューロ・ポアロの二人のみでした。 この真似っこも最後の最後で自身の作り出したエルキュール・ポアルを登場させるあたりが上手い演出であります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.04.11 19:42:27
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