2007/09/13(木)21:42
「動く指」
先週も朝までかけて一冊読み終えましたが、今朝もまた一冊読み終えました。
今度読み終えたのは、またアガサ・クリスティー女史の長編小説「動く指(原題:THE MOVING FINGER)」、ミス・ジェーン・マープルが活躍するお話です。
(ハヤカワ文庫 HM1-27)
ミス・マープルものの長編は全部で12冊書かれているわけですが、今回の「動く指」は私にとって最後の12冊目となりました。
今回の「動く指」では、マープルものの後期の作品でよくあるように、「セント・メアリ・ミード村」ではない別の場所で起きた事件が扱われています。
ではどのようにしてマープルが事件に関わる事になったかというと・・・・実はそこが物語のポイントなので是非読んで確かめてくださいね。
物語は、ジェリー・バートンという飛行機乗りの軍人が、足を負傷したために退役して、療養のために移り住んだ「リムストック」という田舎村で起きた怪文書を発端にはじまります。
ですから、物語の主人公はこのバートン氏になりますが、ストーリーは違和感なく楽しめますよ♪
さて犯人は?それにタイトルの「動く指」って何のこと?気になる方は是非読んでみてくださいね!