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カテゴリ:ちりとてちん
本人はごく普通に振舞っているつもりでも、 歌っているように聞こえることがある。 自然と韻を踏んでいるおしゃべり。 才能こぼれだす人が、とてもうらやましいクッチーです・・・。 今朝のちりとてちん。 先日、水かぶって風邪引いて、熱出してダウンした喜代美ちゃん。 徒然亭一家の家から、なかなか帰れません。 昨日喜代美ちゃんは、くしゃみしながら見事な?愚痴りを披露しておりましたが、 上方落語の「くっしゃみ講釈」のように見えたようです。 (恨みある講釈師に胡椒を焚いてくしゃみさせようとするのだが、紆余曲折を経てなぜか唐辛子を焚いてしまうお噺) 自然と落語調になる喜代美ちゃんに、俄然、興味が沸く草若師匠・・・。 今回のドラマは、テーマである上方落語のお噺が、 ストーリーの随所にちりばめられているようです。 借金取りに困るシチュエーションは、「掛け取り万歳」と呼ばれる落語のシリーズもの。 このシリーズの登場人物は、熊はんとお咲さんという夫婦。 ドラマでは居酒屋「寝床」のご主人と奥さんの名前になってます。 案の定、大量のツケを支払えない草若師匠は、 この「掛け取り」のお噺をもとに、「寝床」のご主人をだまし、 ただでカレーうどんをせしめようと・・・ 死んだふり。 ただで食べたら、天罰で一張羅にカレーのシミがちょびるかも・・・ と妄想する喜代美ちゃん、いやおうなく、お芝居につきあわされることに。 顔に布切れかけて死んだふりの師匠の前で、 本物の落語家のごとき大熱演。 最後に師匠がドッキリカメラのごとく、種明かし。 「うまいこと筋書き通りいったなぁ」 子供のように喜ぶ師匠。 たしかに、お噺どおりに香典まで出してしまった「寝床」のご主人。 腰抜かしつつ、憤激して帰り・・・・ お店で、ツケをためられた者どうしの決起集会を開きます。 本物の「掛け取り」ではこのあと次々と相手の好きなもので攻めて、 借金取りたちを撃退してゆくのですが・・・ さてどうなるのでしょう。 明日、うまく追い払えるでしょうか。 即興芝居の後の喜代美ちゃん。 「この気分を一体なんといったものか、まだわからなかった自分でした」 演技することに、何か得体の知れない、恍惚としたものを感じたのかな。 草草お兄さんが、まるでライバルを見るがごとく見つめていたのが印象的でした。 かたや、喜代美ちゃんがいなくなって、ものすごく心配しているA子ちゃん。 彼女のもとに、しびれを切らした和久井ママが、小浜からついに参戦! 送るはずだった小包を自ら携え、鳴り物入りの登場です。 喜代美ちゃんからの電話一本で、これ大事と小包抱えて娘を捜索するママ。 ちゃんとA子ちゃんに置き土産も忘れない。 (何か落としていったものもあり?) 手がかりは、電話口で聞いた「寝床」。 嗅覚鋭い犬のように匂いを嗅ぎ分ける、ズバピタ能力は、 9年前からまったく衰えを見せず。いや、一層パワーアップ? 匂いをふんふん嗅ぎながら、居酒屋に行き着いた(すごいな^^;)とたん・・・ 喜代美ちゃんと鉢合わせ。 このタイミングは、完全なお約束ですね・・・。 ついに毛糸のパンツが行き着いたぞ! ☆☆☆☆☆ ちりとてちん第16回 才能の片鱗 ☆☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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