082304 ランダム
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あんこくせいうん端

ウラオモテ


 闇色の朝日。

 僕がそいつの隣にいるのは遥か昔の忘却の彼方のころからで、そいつが僕といるのは昨日今日明日からで。
 時間と時空を渡り越え、煉獄と輪廻を踏み越えて。三千世界を置き捨てる。踏み越えて。渡り切って。置き捨てて。その先に。先に。先に? 踏み越え・渡り・踏み越えて。そうだろう? はは、違いない。


 解かっていたんだ。


 空に浮かんだキンダー・ガーデン。雲に突き立つ金剛鬼。フローティング・ペリカン。ウォーキング・ヨーキング・ドーピング。虹のドラゴン地に降り立つ。海の蛇が地をめぐる。HAHA、とっても自由。


 しらねぇな。

 朝日が沈んで秋が来る。冬が死んで夜が来る。トラトラトラ。夏の来襲。そして春が。ハルが。HARUが。はるが。来る。くる。くる? 繰る。狂。くるるるるるる。春の鳴き声その名は空白。花咲く緑に朝日は生まれ。そらそらそらいろよるのいろ。そして殺意。おやすみなさい――明日はえんそく。


 あまねくもののあまねくものに。


 『ウラオモテRunners 明日自分が終わる日に』

「お前はおれだが」
 竜の笑い。
「おれはおれだ」



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