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カテゴリ:こだわりの部屋
6月23日は黒影豹馬・ブラックジャガーの命日(後編)
1973年6月23日(土曜日)(テレビ版「風雲ライオン丸」) 第11話「生きていたタイガージョー!」 タイトルはタイガージョー復活だが、前半で黒影豹馬・ブラックジャガーとマントル怪人ザグロ・地虫忍者との死闘を描き、彼の死を描く ほとんどの子供たちあるいは再度見た人は、不人気キャラの降板として、スルーしているだろうが、ファンとしては非常に興奮し、そして悔しい回となった
ザグロと地虫忍者の包囲の中にいる豹馬 豹馬「オレは決めたんだ!貴様らマントルはみんな斬る!」
「なんだ、貴様ライオン丸ではないのか!」
「だまれだまれ、人呼んでブラックジャガーとはオレのことだ!」
隙あらばザグロにも斬りかかるブラックジャガー!
![]() そんなブラックジャガーの太刀を剛腕のザグロが真っ二つに斬り落としてしまう
そして、ついにザグロが放つ必殺技!
無情にもザグロの太刀がブラックジャガーの頭を斬りつける
頭を手でおさえ、苦しみの叫びをあげるブラックジャガー 「うあ~~、うっ、うっ」
叫び声をあげることも無く、動きが止まるブラックジャガー そんなブラックジャガーに、さらに刃を向け取り囲む地虫忍者たち
しかし、獅子丸が駆け付けたときは、口から血を出して花畑に倒れている(血だらけの)ブラックジャガーそして豹馬に戻った姿があるだけだった
後から登場する虎錠之進は、豹馬の死に対して「一人の男が死んだくらいで」と言い放つ 戦国時代に、戦死するのは当たり前だったから出る言葉だろう 黒影豹馬(ブラックジャガー)死す
視聴者は、ブラックジャガーの死にざまをタイガージョーの死にざまと比較し、ブラックジャガーはザグロの「兜割り」で頭を斬られてあっけなく死んだと思っている人が多いと思う でも、よく見ると、そうでもないと思う 地虫忍者を多数相手にし、ザクロとも刀を交える 戦いの最中に、ザグロの足の仕込み剣がけりと共に腹に入り、ブラックジャガーは鎧をつけているとはいえまず最初のダメージがあったはず これが一つ目のダメージ それでも、ブラックジャガーは戦い続ける ザグロに刀をへし折られ、短剣に変えて、地虫忍者を次々に斬る しかし、ザグロの「兜割り」を防ぐことはできなかった 刀があれば、少しはザグロの「兜割り」を防ぐことはできたかもしれない… でも、非情にも、ザグロの剣はブラックジャガーの頭を斬る 普通、刀で頭を斬られれば、こん棒で頭をたたかれることと同じ、いや剛腕であるザグロなので、丸太でたたかれたと同じだと思う これが二つ目のダメージだ 常人であれば脳震とうを起こして意識を失ってそのまま倒れてしまうだろう でも、ブラックジャガーは獣人 頭からは血が吹き出し続けている その血が目にも入り見えずらくなって、意識朦朧としている それでも獣人の闘争本能で戦い、地虫忍者たちを斬り殺す さすが、ブラックジャガー そんなブラックジャガーも、ザグロの剣が腹を切り裂く さすがのブラックジャガーも動きが止まり、絶命する これが三つ目のダメージ、そして、これが致命傷だった だから、花畑に倒れていた豹馬は口から血を出していた 身体中に銃弾を浴びまくって絶命したタイガージョー(虎錠之介)もすごい死にざまだが、ブラックジャガー(黒影豹馬)の死にざまも壮絶だと思う
最後に、注釈すると、多数の相手に、刀と短剣だけでは、戦うのは難しい 斬れば、人の脂が刀にこびりつき、そのうち切れなくなるのが現実だからだ 100人切りと言われた宮本武蔵や本能寺で単身で敵に挑んだ織田信長も、刀を十数本用意して戦いに挑んでいる 実際、風雲ライオン丸も獅子丸も多人数の地虫忍者相手に時々、刀が折れたりして、素手で戦うことを与儀なくしている (暴れん坊将軍の場合は、みね打ちなんで、斬っているいうより、叩いているという感じか?) それを考えると、無謀ではあったが、単身で、豹馬はよく戦ったとも言いたい
なお、誠に残念なことだが、黒影豹馬役の早崎正樹さんも、2000年に50歳で他界されていて、この世にはいない(何月何日に他界されたのかは不明)
もし、生きていたらご自分の出演された「風雲ライオン丸」をどのように振り返ったことだろうか?
黒影豹馬・ブラックジャガー、そして、早崎正樹さんのご冥福を申し上げます
自分の推しのこだわり (続く)
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Last updated
2025.06.24 19:00:07
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