2009/12/05(土)11:29
元祖カツカレーのこと
カツカレーといえば、定番メニューのひとつではありますが、その「発祥の地」と言われているのが、銀座「グリルスイス」です。
元巨人軍の千葉茂氏が、この店で「カレーライスにトンカツ乗せて」と頼んだのが始まりだとか。
前から入ってはみたかったものの、銀座という場所にランチで行く機会もなかなか無かったのですが、健康診断引っかかって再検査の場所に指定されたのが、銀座の近くの病院だったため、その帰りに寄ってみました。
あ、もちろん、検査の帰りではなく、検査結果を聞きに言って「検査結果特に問題ないよ」と言われた帰りです(^_^)
さて、昼ちょっと前だったのでまだ空いていてすぐに入ることが出来ました。で、メニューを見て、ちよっと考え…「元祖カツカレー」と「千葉さんのカツカレー」ってのがある…。
「カツカレーの元祖」と謳うからには「元祖カツカレー」で決まりのはずなんですが、カツカレーの由来が千葉さんのオーダーということから、「千葉さんのカツカレー」の方がさらに「元祖」ってことか…
で、しばしの熟考の後、「千葉さんのカツカレー」を注文しました。
運ばれてきたカツカレーは、お皿の上に「洋食屋さん」らしいアーモンド形に型抜いたご飯が盛られ、その上にキャベツの千切りとカツが乗り、そこにひき肉ベースのカレーがかかるというものでした。
カレーライスにトンカツ定食のカツをキャベツごと乗せました、見たいな感じです。
もちろん、おいしゅうございましたが、ひき肉カレーの存在感がちょっとカツに勝ってしまっているような気もしました。
まあ、「カレーライス」と「トンカツ定食」をその場であわせたもの、という構成と考えれば、個々が「調和されている」よりも「立っている」方が、由来に近いものと思います。