2009/03/17(火)21:49
F1:ヘレステスト2日目
ヘレステストがスタート!
へレステスト2日目
スペイン:ヘレス・サーキット
Pos. Driver Team Time Laps
1 F・アロンソ ルノー 01:18.343 99
2 R・バリチェロ ブラウンGP 01:18.398 62
3 J・バトン ブラウンGP 01:18.892 12
4 L・ハミルトン マクラーレン 01:19.513 85
5 N・ロズベルグ ウィリアムズ 01:19.783 123
アロンソがトップタイム!
テスト2日目のヘレスは、このプレシーズンで最高の天候となり、
良く晴れて気温は26℃まで上がり、
オーストラリアGPに向けていい比較材料となったようです。
<ルノー>
アロンソは空力プログラムに集中し、
チームは来週の初戦に持ち込む予定の最終開発アイテムをテストをして、
自身の今年最後のテストを締めくくりました。
フェルナンド・アロンソのコメント
「僕の冬季テスト最終日の目標だった100周以上の走り込みができたし、
今日は満足だ。本当に暖かい場所で走るのは今回が初めてだったし、
今日得た情報はいつも相当暑い序盤の数戦でかなり有益になるだろう。
テストチームと過ごす今年最後のテストだっていうのはちょっと悲しいね。
だけど、ファクトリーですぐ会えるから。
新シーズンに向けて本当にいい感じで来られているから、
今年の冬、驚くべき仕事をしてくれた彼らに本当に感謝している。
可能な限り時間を最大に使ったと分かった上でオーストラリアに向かえる」
<ブラウンGP>
午前はバリチェロがBGP001のドライブを担当し、前日からのプログラムを続け、
セットアップ、タイヤ評価といった一連の作業を完了させました。
午後はバトンに交代し、レースシミュレーションを実施しましたが、
12周を走ったところでギアボックストラブルに見舞われ、
この日の作業を終えました。
<マクラーレン>
ハミルトンは多くの新しいもの、微妙にモディファイされた空力の評価。
午後はタイヤのデグラデーションにおける
新空力パッケージの有効性を評価すべく、一連のロングランを実施。
<ウィリアムズ>
ニコ・ロズベルグはセットアップ作業に取り組み、
多くの周回を重ね、全体的なプログラムを完了しました。
ニューース!
トヨタ、F1の予算削減!
ホンダの徹底を受けて、
トヨタはスポンサーのパナソニックがF1への取り組みを継続させるまで、
ホンダに続きF1から撤退する2番目の
大手メーカーになる危機に瀕していたことを、
チーム代表の山科忠は明らかにしました。
チーム代表の山科忠氏のコメント
「我々のF1資金は元々の図式から何度も何度も削減された。
ホンダの撤退後に再び削減され、
トヨタの年間純益目標が修正された後で1か月以内に図式は再び削減された。
どれほどのF1資金が削減されたのか正確な数字を言うことはできないが、
長年トヨタにいた中でこれほどの削減は見たことがない。
勝利と結果は重要だ。また、その他の要素もある。
これはビジネスであり、もしチームを存続できなければ、
来年は更にコストを削減しなければならなくなる。
人員を削減し、コストを削減することは非常に難しいことだが、
それがいかに難しくともチームや資金を縮小しなければならない。
これがビジネスマンが考えなければならないことだ。
我々はテストの削減に直面し、
厳しいコントロールの下で出費を続けていかなければならないが、
先ほども述べたように結果が重要だ。
毎レース17位や18位でホームに戻ってくることがあったら、
ほとんど意味がないのだ」
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