2008/07/29(火)22:45
マルガリート大爆発
ミゲール・コットVSアントニオ・マルガリートのウエルター級頂上決戦。
結果はいつもの調子で攻めまくったマルガリートが中盤からペースを奪い11回TKOで勝利。
香川さんの予想がずばり来ました。
この結果は(後出しですが)自分の予想の中にもありました。
しかしなんだかんだ言ってもコットが逃げ切るだろうという気持ちのほうが強かった。
ウィリアムズ戦以降のマルガリートは圧倒的でしたがコットまでも圧倒するとは予想外でした。
マルガリート強いなぁ。対戦相手がまたいなくならないか心配です。
試合内容を分析するとポイントこそコットが取っていたと思いますが内容はマルガリートの試合でした。
序盤にごっそりポイントを取られることも打たれまくるのもマルガリートにはいつもの事です。
そして絶対に下がらず強打と連打で相手を消耗させていくのも
終盤を完全に掌握するのもマルガリートの特徴。
対してコットは流石のスピードとテクニックで序盤ポイントを重ねていきますが
いつもより“らしさ”が出ていなかった。
最近のコットの強みであり魅力であった正確で強烈な攻めが見られず
特に十八番の突き刺すようなボディショットはまったく見られませんでした。
それだけマルガリートのプレッシャーが凄かったのでしょう。
結局自分の試合をしたマルガリートが勝ち、させて貰えなかったコットが敗れた。
と、シンプルな結論に至りました。
しかし何度も言うようですがマルガリート強いですねぇ。
パワー、スタミナ、タフネスのコンビネーションはまさに鬼です。
特にスタミナとタフネス(メンタル含む)は人間とは思えないレベル。
あのタイミングでカウンターもらったら倒れるでしょフツー。いくら手打ちとはいえ。
あんだけ追っかけて打ちまくって打ちまくられりゃへばるでしょフツー。
まったくどんだけタフなんだか・・・・
で、その強いマルガリートですが次はどうなるでしょうね。
コットと再戦、過去負けた相手との再戦、まだ持ってないWBCとの統一戦、デラホーヤ戦。
いろいろ可能性としては考えられますね。
個人的にはポール・ウィリアムズとの再戦が一番見たいです。