やみなべ日記

2008/12/16(火)04:03

サバイバーシリーズ08感想

WWE(15)

前回書いたのが何時だったのか完全に忘れるぐらい久しぶりのWWEPPVの感想。 今回は4大PPVの一つといわれるサバイバーシリーズです。 といっても伝統のエリミネーション戦は最近あっさり傾向で物足りない感じもしますが。 オープニング早々、王座戦を予定していたジェフ・ハーディが 深夜にホテルで倒れ入院というなんとも(わかりにくい)微妙なニュースが。 ストーリーぽかったですが自分は我慢できずに情報サイトを見に行っちゃいました。 だってジェフだし。 第一試合エリミネーション戦 チームHBK(HBK、ミステリオ、カリ、クライムタイム)  VS チームJBL(JBL、MVP、ケイン、ミズ&モリソン) 第一試合から伝統のエリミネーション戦。 このカード、チームJBL勝ち目無くね?(いろんな意味で) とか思いつつもJBL、MVPにケインと好きなスパスタがそろったヒール軍団を応援。 開始から少ししてMVPが(超久しぶりに)ドライブバイキックでJTGをピン。 イエー!と思ったのも束の間超はしゃぎまくって ボーリン!!とかやってるMVPに忍び寄るカリ。チームメイト「後ろ!後ろ!」 振り向いた瞬間カリチョップ炸裂でMVPも早速退場。コントかよ・・・ ある意味自分はもうお腹いっぱい状態でした。 続いて入ったケインもカリとミステリオの協力スプラッシュに沈みほぼ勝負あり。 こうなったらJBLのセコ技に期待! その後はミズがシャドをピン、ミステリオがいつもの連続業でミズをピン。 期待のJBLはいつもの喧嘩スタイルでミステリオを痛めつけるが HBKの策略?にはまりカウントアウト。この抗争もまだ続きそうですねぇ。 そのJBLの様を見てSuck.itポーズを決めてる後ろで 最近調子に乗ってHBKの技をパクってるモリソンがスウィートチンの体勢。 当然余裕で回避され本家スウィート・チン・ミュージックが炸裂。試合終了。 カリ最後何にもしてねぇ。とか、一方的過ぎだろ、という突っ込みはさておき 会場を暖める事には成功したチームHBKであった。 第二試合ディーヴァエリミネーション戦  RAW(ベス、ミッキー、キャンディス、ジリアン、ケリー)   VS SMACKDOWN(ミシェル、マリア、マリース、ナタリア、ビクトリア) ディーヴァ戦ということであんまり期待していなかったのだけど いつの間にか両ブランドともそれなりの面子をそろえており結構良い試合に。 両チーム、ミシェルとミッキーという実力者がブランド内の抗争相手に気を取られて 早々に敗退するという波乱、ナタリアのシャープシューター、 キャンディスのノーザンライトスープレックス、マリィースの足4の字など 結構な見所、大技が飛び出し最後はグラマゾンが必殺技でマリースをピンしてRAWが勝利。 マリアとマリースは良く最後まで試合をもたせたと思う。 まだまだ実力不足な感はあるけどだいぶ成長してきた。 第三試合の前にマット・ハーディのインタビュー ジェフは後頭部のあたりを激しく打ち付けて気絶したとか。 何があったかわからないとの事。ストーリーぽさアップです。 第三試合 棺桶戦 アンダーテイカー    VS  ビッグショー 試合の流れよりも棺桶にビビリまくってる大巨人の反応が楽しいこの試合。 相変わらず芸人みたいなことさせたら最強です<ビッグショー そのビッグショーはテイカーさんをチョークスラムで沈めると棺桶をひっくり返し そのまま逃走というへっぽこヒール振りを発揮。 テイカーがそれを許すはずもなく入場口から炎を上げて闘争阻止。雷がよかったなぁ。 なおも闘争を図るビッグショーだがドルイド僧と二個目の棺桶が立ちはだかると 逃走をあきらめ暴行を開始。入場口や立てた棺桶にテイカーをたたきつけ、 そのまま立てた棺桶に押し込もうとするがここからテイカーさんが自慢の猛打で反撃。 大巨人を文字通りがけっぷちに追い込むと勢いをつけて棺桶に叩き込み勝利。 巨人同士らしく大雑把かつテイカーさんらしい何でもありな展開でした。 ある意味とってもWWEっぽいですね。 コロン兄弟&双子のベラ姉妹+ブギーマンというどうでも良いスキットの後 チームオートンの控え室スキット。オートンとコーディが言い争い。 第4試合エリミネーション戦 チームバティスタ(バティスタ、マット、パンク、コフィ、トゥルース)    VS チームオートン(オートン、コーディ、ベンジャミン、ヘンリー、リーガル) 人気者チームVS嫌われ者チームパート2 嫌われ者チームは同行者が多すぎて笑える。流石?ヒール。 正直人気者チームに好きな選手がまったくいない。 特に似非ジャパンスタイルと似非ジャマイカ人のコンビはむしろ嫌い。 特にパンク。あのとろさすら感じる切れのないパクリムーブは耐えられない。 というわけでまたもやヒール軍団を応援。オートンは前から好きだしね。 そのオートンは入場時結構な歓声を受ける。PPV復帰戦だし存在感もあるし当然?。 試合はパンクがゴングと同時にリーガルに飛び掛り10秒ほどでしとめる波乱の幕開け。 その後トゥルースが派手な動きでベンジャミンを追い込むがアックスキックを避けられ カウンターのペイダートに沈む。 トゥルースはようやく馴染んできた感じ。動きもスムースになってきた(負けたけど)。 次はオートンがコフィをロープを使ったDDTで沈め4対3と逆転。ここでも歓声。 次はコーディがマヌ介入で隙の出来たパンクをコーナーから突き落としDDTでピン。 続いて入ったマットはコーディ、ヘンリーに猛攻をかけるがクロスボディをキャッチされ ワールドストロンゲストスラムで圧殺。 独りきりになった野獣だがスピアーでヘンリーを即追放すると 続いてベンジャミンもバティスタボムで仕留め、コーディをも圧倒。 このまま一気にオートンとの一騎打ちに持ち込むかというところでマヌがまたもや介入。 も、野獣は一蹴しコーディを抱え上げバティスタボムの体勢に入ったところで オートンがブラインドタッチ、コーディをカバーする野獣の後ろで終わりだとアピール。 その予告通り、振り向いたバティスタにRKOを炸裂させ 1,2,3の大合唱とともにオートンが勝利を強奪。 観客は大歓声でオートンの勝利と完全復帰を祝福。 復帰して間がないオートンだがやはり若手や中堅どころとは比べ物にならない雰囲気がある。 今夜のメインで復帰するシナと共にメイン戦線に絡んでくることは確実ですね。 第5試合WWE王座戦、トリプルスレットマッチ    トリプルH     VS ウラジミール・コズロフ     VS   ジェフ・ハーディ だったはずなのだがジェフはやはり参加できない状態らしく1対1で試合開始。 開始直後こそおなじみのUSAチャントが起こるがちょっとするとそれが “ハーディを出せ”とこれまたおなじみの“つまんねぇ”チャントに。 まあ、ジェフを期待していたファンにとっては (個人的には飽きてきた)ベビーのHHHと経験不足のヒールでは盛り上がるはずもなく、 ず~っとまったり(もっさり?)したムードの中試合が進む。 コズロフの試合運びは正直下手でHHHも特別なことは何もしないので実際退屈。 ホント、HHHはそろそろヒールに戻ってくれないかなぁ。マジで飽きた。 とか思ってるところでグロッキー状態のHHHがペディグリーを決め両者ダウン。 そこへいきなり登場するヴィッキーGM。これはまだ三つ巴戦だという。 彼女が誇らしげに紹介するのは当然・・・エッジ!!! (噂があったとはいえ)それまでの展開に飽きていた観客はサプライズに大歓声。 HHHをスピアーで沈め王座を強奪・・・と思いきやジェフが登場!エッジを襲う。 その後エッジをイスで狙うもHHHに誤爆、復活したコズロフもイスでブッ叩き 再びエッジに狙いを移すもスピアーに沈み、エッジはHHHをカバーしまたもや王座を掠め取った。 終わり良ければ全て良しとはこの事でしょうか? 最後まで恐ろしく退屈な展開でしたが最後はジェットコースターな展開。 最初のぬるさも演出だったりしてね^^ これからはエッジとジェフがエクストリームな抗争でしょうか。 TとかLとかCとか金網とか出てきそうですね。今から楽しみです。 メインイベント 世界王座戦 クリス・ジェリコ    VS  ジョン・シナ ファンの数もアンチの数も世界一であろうWWEの主役がついに復活。 技術はいまいちでも雰囲気、存在感は超一流なジョン・シナの復帰戦。 相手役もこれまた名優のクリス・ジェリコということでWWEらしい熱戦は必至。 シナはいきなりFUを狙い意思表示。ジェリコの高速エスケープもグッド。 その後はWWEのメインらしい静かだが緊迫した序盤の攻防。 ジェリコがショルダーブロックでダウンを奪うとシナはリング外にエスケープ。 時間をかけてリングに戻ったシナがいきなり猛攻をかけ余裕の表情を見せる。 しかしジェリコは(ヒールらしく)シナの手術した首を狙いペースを奪取。 シナは怪力といくつかの持ち技で反撃するが(負傷した)コーナーに上るのをためらったりと 故障明けらしい弱点を見せる。 まさに王道の展開ですがつぼを心得たジェリコの攻撃にシナの表情もあり実に良い。 ここら辺でシナの試合ではおなじみの応援合戦が起こるのだが 復帰戦でなおかつ地元近くのボストンということもあってか歓声が圧倒的。 しかしジェリコは技が多い。 普段まったく見せないダブルアームDDTやトペ?にフルネルソンまで使って首を痛めつける。 シナが超シンプルなだけにジェリコの多彩さ器用さが際立ちます。 シナもそれをきちんと受けまくり両者とも個性が光ります。 終盤に入るとこれまたおなじみのカウンター合戦に。 シナがライオンサルトを回避しスラムから5ナックルを狙うも ジェリコがその前に変形のWoJ(首にひざを押し付ける)で首を痛めつけ、 返された後立て続けにWoJに捉えシナにタップを迫る。 不屈のシナは何とかロープに逃れ、追撃を狙ったジェリコにいきなりのFU。 しかしダメージは深くカバーが遅れ3カウントならず。こんなところも王道! その後もコーナーでの攻防からシナがレッグドロップ(見えっこねぇ付き)を決め FUで止めを狙うが切り返されジェリコのコードブリーカー。3カウントならず。 必殺技を返されたジェリコは強烈なクローズラインでシナの首をさらに痛めつけるが 三発目を狙ったところでシナがドロップトウホールドで切り返しSTFU。 ジェリコはロープに逃れようとするがシナはそうはさせまいと ロックを解き中央に引きずる・・・ところをジェリコがキックで脱出しスモールパッケージ! 2カウントで返したシナはそのまま怪力を発揮しジェリコを抱え上げFU! 3カウントが入って復帰戦にて王座獲得。完全復活を遂げた。 とまあ最後まで緊迫したカウンター合戦、耐えるシナに痛めつけるジェリコと まさに王道の世界王座戦でした。 お互い最高の雰囲気を備えているだけあって実に楽しい試合でした。 まあ、ジョン・シナが大嫌いって人にはどうかわかりませんが、個人的には満足。 今大会でシナ、エッジが復帰。 オートンも帰ってきてやっとこさWWE本来のロスターになってきました。 最近のストーリーライン(特にミッドカード)には不満がありますが マクマホンファミリーも戻ってきたことですしこれからに期待です。

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