その後の道のり（その１）

『ミミズバーガー』の発売は見事に成功し、 第２弾を考える時期に来た。 やはりここで横綱『アストロゾンビ』だろう。 そこでテッドに権利を買いたいとメールすると、以下のような返事が… 「私はもう『アストロゾンビ』の権利を持っていないんだよ。 　持っているのはジャック・ハリスという人物で、 　『アストロゾンビ』が売れても、もう私には１セントも入ってこないんだ」 　 調べてみるとジャック・ハリスという人物はテッドの作品以外にも権利を何本か持っていて、それを売って生活しているらしい。 どうもテッドの口調を深読みすると権利を安く買い上げられ、そのこちについてはあまりよく思っていないようだ。 とりあえず、権利所有者と交渉しなければならない。 しかしジャック・ハリスの連絡先って… テッドに訊くわけにもいかず、『アストロゾンビ』をアメリカで販売している会社にメールしてみることにした。 （つづく）