フィラデルフィアマラソン (Philadelphia Marathon)
朝は5時過ぎに自然に目が覚めた。ゆっくり準備できる時間があったにもかかわらず、結局出発したのは6時15分頃。スタートは7時なので、とりあえずアップがてら走り始めた。しかし、現地に着いてからあまり慌ただしいのもどうかと思い途中からタクシーを利用してしまった。トイレは家で済ませてあるので、荷物を預けてスタートに並ぶだけだったので気分的には楽だった。ここ数日の寒さが嘘のように快適な気候となったため、半袖シャツ1枚でスタートすることにした。エリートランナーの直ぐ後ろに陣取りスタートを待っていると、大会スタッフのRossがエールを送ってくれた。 このレースは昨年も走っているし地元でもあるので、コースは頭の中に完璧に入っている。スタートからしばらくはほぼイーブンペースで走れる平坦コースで、うまくペースを作ることに成功した。今日は始めから突っ込んでいくと決めていて、5マイル (約8km) 地点までは7分10秒/マイル (4分28秒/km) で走れた。途中でブログを観てますという3週間前にフィラデルフィアに引っ越して来た日本人に声を掛けられた。5マイル地点は私の住んでいる場所で、とても気持ち良く通過できた。そこからはChestnut St.を西へ進み、徐々にアップダウンのある区間へと突入。それでも無理をせずにアップダウンに応じてスピードを変化させて進んだ。10マイル (約16km) 付近で3時間10分ペースの集団に抜かれたのだが、そのペーサーをしていたのが、9月の24時間走で私にシャツをくれてNEWTONを勧めてくれたHarveyだった。ハーフの通過は1時間36分43秒。今年走った19本のフルマラソンのうちで前半下り基調の東京マラソンに次ぐ早い通過となった。後半のコースは大半が対面通行なので色々なランナーとエール交換しながら走ることができた。昨年は22マイル (約35.4km) 過ぎてからの下りでペースアップできたので、今年もそこまで頑張れば何とかなると思っていたのだが、今年は撃沈。下っているのに向かい風にスピードを殺されてしまった。大きなランナーに抜かれる度にピッタリ後ろについて追いかけたのだが、なかなかうまくいかなかった。それでも沿道の声援が背中を押してくれて、昨年を上回る3時間23分15秒でゴールできた。 ゴール後は日本人の知り合いやゴール地点でプロポーズしたという友人としばし談笑した。Soon Yewとも無事に会うことができた (写真)。その後私はチームフィリーのお疲れさま会の会場へと向かった。そこでも皆で検討を讃え合い、次はどこを走るかとか、いつから練習を再開するかとか、話題は尽きなかった。本日のラン 1.5km アップ 42.2km (3時間23分15秒) フィラデルフィアマラソン(月間走行距離275.1km)(週間走行距離109.7km)