カテゴリ:歴史
私たち人間は、エネルギーを得るために、2種類のエンジンをもっています。 シアノバクテリアが地球の環境を変えたのです。 この「アルファ・プロテオ細菌」は、酸素を利用して莫大なエネルギーに変える特性をもっていました。 ミトコンドリアは酸素を使って大きなエネルギーを生む「酸化的リン酸化」という このことは、私たちの細胞とミトコンドリアの細胞とが本来は、「別もの」という証拠です。
瞬時にATPというエネルギーを作り出せることです。皮膚や筋肉は、解糖系のエネルギー で生きています。このエネルギーでは瞬発力が得られます。若い人は、もっぱらこの 解糖系のエネルギーを使っているので、糖質の多い炭水化物を食べる必要があります。 しかし、持久力を求められる中高年以降では、解糖エンジンがあまり必要でなくなって エネルギー系は解糖系からミトコンドリア系に移行しますので、糖を摂りすぎると ミトコンドリアエンジンの働きが弱くなります。ミトコンドリアは、日々食べる食物から 得る栄養素と酸素を原料として、効率よくエネルギーを生み出しています。 ところで、ガン細胞は、解糖エンジンでエネルギーを得ています。 ガン細胞は、先祖返りした細胞で、エネルギーをミトコンドリアエンジンに変えれば がん細胞は増殖できなくなるといいます。 私たちの祖先の細胞は無酸素と低温の環境で生きていました。 そんな過酷な環境にあっても、祖先の細胞は、さかんに血管を伸ばして栄養を 摂っていました。ガン細胞と、そっくりです。 ミトコンドリア系のエンジンをうまく引き出すには、細胞の内部環境を温め 酸素を十分供給することです。適度な運動をし、温泉などで身体を温め 深呼吸をし、食べ過ぎないようにすることだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016/10/23 09:45:12 AM
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