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2009.10.08
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カテゴリ:未登録
むかーしむかし、中学時代だったと思いますが、休み時間に同級生に
「ねえ、銀座の和光に駐車場がないのはどうしてか知ってる?」と聞かれ、
「さあ?」と答えたら、
「和光はお抱え運転手さんがいる人たちのために作られたからよ」

半信半疑で帰宅してから“歴史の生き証人”である祖母に聞いてみましたら、
「まさか!大体戦前は時計屋だった、色々なモノ置くようになったのは、戦後新築してから、あのね、戦後は占領軍の民主化政策で、おえらいサマはほとんど居なくなった、だからそんなことはない」
ナルホドねえ。-というような懐かしい話を思い出した訳はこの本です。
街の灯.jpg
この前直木賞を受賞した北村薫さんの「鷺と雪」のお抱え運転手ベッキーさん三部作の最初の本である「街の灯」です。表紙が服部時計店で、物語にも登場します。昭和初期の素敵な銀座が描かれていました。

以前銀座でお茶を飲んだら、レシートのてっきり二人分だと思った料金が一人分だったというトホホな思い出が私にはあります。ウチの親にいたっては、みゆき通りの裏に入った洋品店(ブティックという言葉はなかった)で、洋服の値札が全部裏返し(値段を見て買う人お断りの意)なのを見てガックリしたーという思い出があったそうな。
このように一般庶民をビビらせる街=銀座の思いが強かったのですよ。

しかし今は変わった、ユニクロでしょ、H&Mでしょ、それに以前ブログに書かせていただいたフリードリンク、フリーおかきの播磨屋ステーションがあさって10日に銀座4丁目にオープンするのだそうだ。詳しくはこちら
近々楽譜を買いにいくため銀座へ行く予定があるから、帰りに寄ってみようかな?
このようにカジュアルなのは結構ですが、かつての敷居の高い銀座にたまらなく郷愁を誘われてしまう複雑な気分です。





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最終更新日  2009.10.08 19:19:32
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