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ピアノ♪カフェへようこそ

2011.10.17
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カテゴリ:ピアノ雑記帳
数日前NHKのニュースを見ていたら、震災から7ヶ月経ちましたみたいな話題の中で、中国のピアニストであるランランさんが、来日し仙台でコンサートを開いたことが紹介されていた。
仙台は御自身が世に出るきっかけとなったコンクールの開催地で、感慨深い場所なのだそうです。ぜひとも被災者の方に勇気をーと普通の高校の体育館でコンサートを開催してました。

ランランさんといえば北京オリンピックの開会式で演奏していた中国の前途洋洋の若手ピアニストです。またユニセフのお仕事もされていて、もう大分前のことですが、高輪のユニセフビルの橋本マサ記念ホールでのチャリティーコンサートの招待状をいただき、聴いたことがあります。
ピアニストというと眉間に皺を寄せ、なんかもう求道者のような面持ちで演奏ーというパターンが多いのですが、ランランさんは違う、表情豊かにいきいきと音楽が好きで仕方ないというお気持ちを全面的に前に出して、聴いている人たちをなんかもうトクしたような心にさせてくれます。

話が前後しましたが、仙台でのコンサートで、ちょうど地震の時刻ー14時46分を狙った曲は、リストのラ・カンパネラでした。タイトルの邦訳は「鐘」(画像)
といっても、和風のゴーンというような除夜の鐘みたいなずしーん来る類でなく、ヨーロッパの大きな教会のからんからんと言ったカリヨンのようなものです。

ランランさんの演奏は何かを思い出させるような、力強いカンパネラでした。
7ヶ月前に目の奥に焼きついた信じられない光景、喉元すぎれば何とやらの気配が色濃くなってきた今、ランランさんに渇を入れられたようです。






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最終更新日  2011.10.18 00:14:32
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