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2017.07.10
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岩合光昭さんの「世界ネコ歩き」、大好きな番組です。
普段はNHKのBSですが、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀とかいうドキュメンタリーで、メイキング映像みたいのをオンエアしていたのを録画して昨日やっと見ました。

いまや猫ちゃんは2兆円市場なのだそうだ、そのブームに一役買っているのではということでした。

昔読んだ源氏物語の「若菜」で(当然現代語訳ですが)猫が出てきて、鳴き声が「ねうねう」と書かれていてなんだこりゃあと思ったものですが、現代ではにゃあにゃあですよね。

岩合さんではないが、猫は世界中にいる、ではなんと鳴いているのか?
英語=ミュー
フランス語=ミャウ
イタリア語=ミャーオ

わが国ではナ行なのに、欧米はマ行であるらしい。

フォーレが知人の娘のために1歳から4歳まで曲を送り続けたと言われる曲集に「ドリー」がある。
まあ、知人の娘にマメですことーではない。娘の母親はフォーレの愛人であり、娘はフォーレ自身の不義の子ではないかといわれているーこっちの方が納得ですね。

その中で「ミーアーウー」という曲がある。これは猫の鳴き声をモチーフにした曲で、幼女と猫がじゃれあうような楽しそうな曲です。背景は複雑ですが…

動画:ミーアーウー(連弾)

岩合さんは内戦が続いたボスニアを落ち着いてから訪ねたそうですが、猫が遊んでいるサマを見て、やっと平和になったと実感したそうです。(内戦時には猫は姿を消していた)

日光の東照宮の眠り猫のコンセプトは、猫が静かに眠っていることのできる平和な世の中をーとの、戦国時代を駆け抜けた家康公の悲願を体現したそうです。

2兆円市場、いいことじゃないですかね。





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最終更新日  2017.07.10 23:05:51
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