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ピアノ♪カフェへようこそ

2018.03.26
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カテゴリ:ピアノ雑記帳
もう昔々の曲集で、ピアノリクエーションという楽譜というより小冊子のような本がある。
こちらの編集に私の学生時代の恩師が関わっている影響で、手元にあるのですが、たまたまこちらを見ていたら、第2集に、一寸法師ー曲オースチンというのがある。あれ、初めて気がついた。

オースチンといえば、子供さんたちのピアノ曲で有名なのだ。よくエスティンとも表記されている。
お風呂がわきましたメロディーの「人形の夢と目覚め」の作曲者としても有名です。

その方がなぜ♪お椀の船に箸の櫂♪の一寸法師を作曲したの?

理由は、日本の一寸法師は出典が「御伽草子」だが、西洋ではグリム童話の「親指小僧」を示すからなのだそう。

日本の一寸法師は子供に恵まれなかった夫婦がある日小さな男の子を授かり、やがて成長して、勇気のある若者に成長し、鬼退治し、打ち出の小槌を手に入れ、めでたしめでたしという内容であったが、親指小僧の方は波乱万丈の冒険譚のようだそうだ。

通信手段のない時代に、童話・民話の類が西洋と東洋で酷似している例は結構多い。
体格・体力に恵まれずとも、努力し、勇気を持って頑張りなさいというエールのようなものかもしれませんね。

一寸法師に関しては20世紀の作曲家であるシャーントルもピアノ曲「一寸法師」を作曲している。
親指小僧じゃあないのですね。





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最終更新日  2018.03.26 23:33:37
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