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ピアノ♪カフェへようこそ

2018.04.09
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3〜4年前くらいの事ですが、京王線沿線に行く用事がありまして、当時の携帯の乗り換え案内を見ていましたら、小田急で登戸まで行って、南武線に乗り換え、稲田堤で下車して、京王線に乗り換えるのがベストだと表示されていましたので、なにしろ行ったことのない稲田堤で下車したら、京王線稲田堤駅というのがパッと見てない!ようやく看板を見つけて数分歩いて到着しました。

ここで、何とも言えない既視感!あれ、コレ!

昔々読んだ松本清張さんの小説を思い出しました、あれは国鉄そして西鉄の香椎駅でしたね。
香椎駅そばの香椎浜というところで、男女の心中死体が発見される、刑事さんは聞きこみを始める。
すると、スーツを着た男性と和服姿の二人連れの目撃者が現れる。
国鉄香椎駅から西鉄香椎駅までの所要時間は7分
まず、国鉄香椎駅そばの果物屋さんのご主人が、かの2人を見た時間と、そばに住む会社員が西鉄香椎駅下車後、二人連れを見た時間とのタイムラグが10分以上、アレ?とそこで刑事さんは首をひねるワケです。

有名な小説ですから、ネタバレをしてしまうと、この二人連れはそれぞれ別の二組のカップルだったわけですね。



このあいだ、Eテレの「100分で名著・松本清張」を見ていたら、やっていました。
そう、「点と線」ですね。
この小説で有名なトリックは東京駅4分の時刻表を使った空白でしたが、私が印象に残っているのは、この香椎駅での出来事だったのですね。もちろん行ったことはないのですが、小説を読みながら懸命に想像力を駆使していたのだと思います。

当然日本全国、私鉄とJRのターミナル駅は多々あると思いますが、なぜ稲田堤で、香椎駅を思い出してしまったのかというと(しつこいようですが行ったことはありません)、水辺の存在だったのかと自分なりに分析してみました。

前述したように香椎駅を歩いて行くと香椎浜に出る、そして稲田堤駅をでるとすぐそばに多摩川があるのですよ。

しかし行ったことのない香椎駅をここまで克明に思い浮かべることが出来るのは、やはり清張さんの小説の類まれない吸引力なのかもしれませんね。

ちなみに、稲田堤周辺において、今までのところ、物騒な事件はないようです。






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最終更新日  2018.04.09 23:06:40
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