ピアニストのfeeling diary

2015/05/05(火)12:22

4月22日 ケイコ倶楽部のご報告

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。 今回のテーマ「プランタン~春」をお届けいたしました! 私自身も、ほとんど弾かないフランスのバロック音楽が、想像以上に皆様にいい曲だと感想をいただき、嬉しかったです! 4月22日で弾いたクラシック曲目は、以下の通りです。 1、幻想曲《さくらさくら》 平井康三郎 作曲 2. クラヴサン曲集より プレリュード・第5曲目《鳥のさえずり》  ジャン・フィリップ・ラモー作曲 3.《かっこう》 ルイ=クロード・ダカン作曲 4.子供の領分より《グラドゥス パルナッスム博士》 クロード ドビュッシー作曲 5.フリデリック ショパン 前奏曲 より 《雨だれ》作品28-15 6.クロード ドビュッシー  版画より《雨の庭》 7.クロード ドビュッシー  ベルガマスク組曲より《月の光》 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そういえば・・雨だれのエピソードで、肝心のサンドのこの曲に対しての言葉をすっかり忘れてしまい・・伝えられなくて・・(涙)申しわけございませんでした。 ショパンは、自分の作品には、「前奏曲」「ワルツ」「マズルカ」「練習曲」という一般名称しかつけなかったそうです。 前奏曲 作品28-15に《雨だれ》とつけたのはショパン自身ではなく、ショパンの最後の恋人ジョルジュ・サンドが書いている事で生まれた通称とも言われています。 刻々と病魔に侵されているショパンに対して、サンドは・・・・ 「彼は一種の静かな絶望に陥っていた様子で、涙を流しながら素晴らしい プレリュードを弾いていました。その夜、屋根に音を立てて落ちていた雨のしずくは彼のイメージ と音楽の中で、天から彼の胸に落ちる涙に変わっていたのです」 《天から彼の胸に落ちる涙》 いろんな説がありますが・・私は雨だれを弾くと・・この言葉がやっぱり胸に響きます。 次回 ケイコ倶楽部は、6月17日(水曜日)19時30分スタート!! テーマは考え中・・。 どうぞよろしくお願いいします。

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