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Bar UK Official HP & Blog(酒とピアノとエトセトラ)since 2004.11.

愛しの銘酒たち

       ★ 愛しの銘酒たち ★
      
(これまでにトップページで紹介した銘酒たちを再掲載しています)

Dewar's White Label
 ◆Dewer’s White Label◆
 1846年に、John Dewarsが創業。ローランドのアバフェルディをキー・モルトにしてブレンドされ、比類なき旨さを誇る。ブレンディド・ウイスキーの銘柄中、僕が最も愛する銘柄でもある。最近は少し評判を落としているけれど、60~80年代の栄光の復活を心から願う。写真は80年代のイタリア回りのもの(ラベルも、昔の方が味わいがあったなぁ…)。
Black White
                 ◆Black & White◆
 1879年にJames Buchananが創業。黒と白、2匹の可愛いテリアのラベルで知られる。そのバランスの良い味わい、飲みやすさは群を抜く。オールド・ボトル愛好家の間でも高い人気を誇る。キー・モルトには、ダルウィニー、クライヌリッシュ、コンバルモアなど個性的なものが数多く使われている。写真は80年代前半(?)のボトル。

Famous Grouse
 ◆Famous Grouse◆
 1897年の発売以来、雷鳥(Grouse)のラベルで親しまれるブレンディド・ウイスキー。スコットランドでは、No.1の人気を誇る銘柄でもある(ちなみに雷鳥はスコットランドの国鳥)。グレンロセス、ハイランド・パーク、ブナハーブンなどのモルトを使い、バランスが良く、上品な味わい。写真は70年代後半(?)のボトル。
White Horse
                  ◆White Horse◆
 1900年代の初めには、すでに英王室の御用達。キー・モルトのラガヴーリンがこのブレンディド・ウイスキーの個性を決定づけている(他にグレンエルギン、クレイゲラヒなどをブレンド)。世界的な人気を持つブレンディドで、アイラ・モルトが核になったものは他にはなく、異彩を放つ。写真は70年代後半のボトル。
Haig
 ◆Haig◆
 1824年創業の世界的な人気銘柄。Haig家の祖先、ロバート・ヘイグは17世紀の初め、すでにウイスキーの蒸留を手がけていたという。グレン・キンチー、マノックモア、グレンロッシーなどをキー・モルトとし、繊細で、スパイシーな味わいを産み出す。日本国内での普及にはS社の貢献が大きい。Haigの上級品「Dimple」も有名。写真は80年代前半のボトル。

Abbot's Choice                ◆Abbot’s Choice◆
 アボット・チョイスとは「修道院長のお好みの酒」の意。リンクウッドなどのモルトを主体にした、口当たりのいいブレンディドとして日本でも人気があった。しかし90年代初め、突然、BARから姿が消えてしまった。英国でも同様というので、製造業者(蒸留所)が倒産したのか、買収されてしまったのか…。昔を知る者としては寂しい。写真は80年代末のボトル。

Chivas Regal
 ◆Chivas Regal◆
 戦後まもなくから日本人にお馴染みの銘柄。1ドル=360円の固定相場時代は1万円以上もした。今では世界で最もよく飲まれているブレンディドの一つ。豊潤な味わいと、ほのかな甘さ。どんな飲み方でも期待を裏切らない旨さ。スペイサイド最古の蒸留所ストラスアイラを始め、グレンキース、ロングモーンなど選りすぐりのモルトをブレンドしている。
Old Parr                     
                     ◆Old Parr◆
 Chivas Regalと同様、戦後まもなくから日本人に親しまれている銘柄。ラベルに描かれている「トーマス・パー翁」は152歳まで生きたという話だが、真偽のほどは定かでない。クラガンモア、グレンダランなどをキー・モルトとし、深い味わいのピート香、バランスの良さが特徴。故・吉田茂元首相が愛したウイスキーとしても知られる。
Ballantine
 ◆Ballantine◆
 1827年の創業。欧州では常に高い人気を誇る。まろやかで、飲みやすい味わいが特徴。ブレンドされているモルト・ウイスキーの種類の多さ(50銘柄以上!)でも有名で、完成度はブレンダーの腕に負うところが大きい。時代時によって味は微妙に変化してきたが、いつの時代でも高い支持を得てきたこと自体、そのクオリティの高さの証かもしれない。
Grants
                      ◆Grant’s◆
 1887年の創業。独特の三角ボトルで知られるブレンディド・ウイスキー。ウィリアム・グランツ社は、世界的に有名なモルト「グレンフィディック」を世に送り出している。もちろん、このグランツのキー・モルトでもある。バランスの良さでは、一目置かれる存在。豊かな味わいとボディはとても優しい。個人的にはハイボールで飲むとても美味しいと思う。

Johnnie Walker Black Label
 ◆Johnnie Walker Black Label◆
 世界で最も売れているブレンディド・スコッチ。1820年の創業。Red Labelと共に、おそらくは日本人に最も親しまれてきた輸入ウイスキー銘柄。多彩なモルトをブレンドしていることでも知られ、タリスカー、カーデュ、ラガヴーリン、クライヌリッシュ、ロッホナガー…と書ききれないくらい。程良いスモーキーさとフルーティさを漂わせ、滑らかなボディ。やはりスコッチの王様か。

Claymore
                                   ◆Claymore◆
 Claymoreとは、スコットランドの戦士が使った「両刃の巨剣」のこと。歴史の古い銘柄かと思いきや、意外なことに誕生したのは1977年。英国内向け大衆ブランドとして市場投入されたもの。日本では80年代初め頃から、BARでよく見かけるようになった(写真は80年代後半のボトル)。グレンダラン、クラガンモアなどをキーモルトにし、腰が強く芳醇な味わいで知られる。

Ambassador
 ◆Ambassador◆
 20世紀の初め、英国を代表するスコッチ・ウイスキーを選ぶイベントが催された。審査員は各国の駐在大使。その場で見事1位に輝いたのがこのウイスキー。そして、「Ambassador(大使)」と名付けられた。スキャパ、グレンバーギなどをキー・モルトにして、マイルドながら熟成感も漂う味わい。不思議なことに英国内では販売されておらず、輸出オンリー。なぜなんだろう?

Black Bottle
                                ◆Black Bottle◆
 「スモーキー&ピーティー」で知られるアイラモルトを7種、そしてグレーン・ウイスキーをブレンドした稀有なウイスキー。専門誌「ウイスキーマガジン」でかつて「ブレンディドNo.1」の栄誉に輝いたことも。甘さとスパイシーさのバランスが絶妙だ。現在はラベルも瓶もその名の通り黒だが、この20年ほど前のオールド・ボトルは、なぜかラベルは赤っぽくて、ボトルは濃いグリーン。

Cutty Sark
 ◆Cutty Sark◆
 ライトで、柔らかな味わいのブレンディドの代表格。日本では60年代から大衆的な人気を保ってきた。実は米国の禁酒法(1920-33)解禁後、主に対米輸出用に造られた。「カティ・サーク」とは、大英帝国最後の帆船の名という。グレンロセス、ブナハーブン、グレンゴインなどをキーモルトに、飲みやすさを追求したウイスキー。これは70年代の珍しいハーフのオールドボトル。

Mackinlay's
                              ◆Mackinlay’s◆
 1867年、英エジンバラでワイン商だったマッキンレー社が、その社名を冠し、売り出したブレンディド・ウイスキー。日本では取り扱う酒屋さんも少なく、BARではあまり見かけないけれど、スコッチ愛好家やバーテンダーには人気の銘柄の一つである。アイル・オブ・ジュラやグレンアラヒーなどをキーモルトにし、ライトでまろやかな味わいが特徴。これは80年代のオールドボトル。

Big“T”
 ◆Big“T”◆
 BIG“T”の「T」とは、ハイランドのトマーチン(Tomatin)蒸留所の頭文字。その「トマーチン」をキーモルトにしたブレンディド。独特のピート香を生かしつつ、ライトでバランスのよい仕上がりになっている。このゴールドラベルは、日本向けに瓶詰めされたもので、80年代後半まではよく流通していた。最近はとんと見かけないが、本国ではまだ生産しているのだろうか。

Lismore
                                   ◆Lismore◆
 1904年の創業、スコットランド・グラスゴーにあるランディ社の銘柄(ブレンディド)。日本国内のBarや酒販店では最近ほとんど見かけないけれど、本国では今なお細々と生産、販売は続いている(ボトル・デザインはすっかり変わっているが)。キー・モルトなど中身についての情報はほとんどない。「Lismore」とはスコットランド北西に浮かぶ島の名に由来し、味わい、香りともクセのない、バランスのとれた仕上がりとなっている。

Bell's 12 years
 ◆Bell’s◆
 ダフタウン、インチガワー、ブラッドノックなど個性あるモルトをベースにし、ピートの効いた仕上がりで知られるブレンディド。1850年頃に商品化された伝統の銘柄で、英国内での販売量は常に上位だが、ひとくせある味わいが故か、なぜか日本ではさほど人気はない。スコットランドでは、「ウェディング・ベル」にひっかけて、結婚式など門出の宴ではこの「Bell's」を飲むことが多いとか。写真は12年物のオールド・ボトル。

Vat69
                                   ◆VAT 69◆
 1883年に登場したというから、120年以上の歴史がある。かつては日本でもよく見かけたが、最近はBARでも酒屋でも扱うところがほとんどない。ロイヤル・ロッホナガー、グレンネスク、ティーニニックなど42種類のモルトとグレーン・ウイスキーが使われ、絶妙なバランスの仕上がりとなっている。スピルバーグとトム・ハンクスが作った第二次大戦の映画「バンド・オブ・ブラザース」で、米軍兵士が飲んでいたことでも話題になった。


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