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2005/06/16(木)01:48

初めての畠山美由紀/6月15日(水)

音楽(77)

 友人から、MDを貰った。「これきっと、気に入ると思うから…」のつもりでくれたんだろうなぁ…。畠山美由紀(写真左下   (C )公式HPから )っていう名前のアーティストの歌が入っていた。全曲、洋楽のカバー・アルバムで、僕の大好きな曲がいっぱい詰まっていた。  実は以前(と言ってもわりと最近だけれど)、別の複数の人からも、「畠山美由紀って、結構好みのタイプかもしれないよ」って言われて、近い内にCD買って、聴いてみようかと思っていたところだったから、とてもびっくりした。  初めて聴く畠山美由紀の声は、ちょっとクセがあるけれども、とても透明感に溢れていて、それでいて、しっかりと主張するような存在感もある。初めて名前を聞いたときは、まだデビューしたての新人で、20代の前半くらいの人かなぁと想像していたが、彼女の公式ホームページを見て、1972年8月生まれとあるので少々驚いた。  彼女の公式HPには、「宮城県気仙沼市出身、獅子座のA型」とあった。そして、「20歳の頃から作詞・作曲を始め、男女のユニット『Port of Notes』のヴォーカリストとして活躍…」とも。ソロでのデビューは01年9月というから、意外と最近なのだということも知った。    頂いたMDには、畠山美由紀が、教会の中でやったライブ・アルバム(写真右下=Live At Gloria Chapel)が収められていた。しかも、キャロル・キングの「So Far Away」やジェームス・テーラーの「Fire And Rain」やニール・ヤングの「Birds」など、アメリカン・ロック&ポップスの名曲がいっぱい。  驚いたのは、彼女自身が「影響を受けたアーティスト」として、キャロル・キングのほかに、エブリシング・バット・ガールやジョニ・ミッチェルの名前を挙げていたこと(僕の好みとよく似ている!)。そう言えば、歌い方や声質は若干、ジョニ・ミッチェルっぽいところもなきにしもあらずという気がするなぁ…。  ロックやポップスの歌手に加えて、エラ・フィッツジェラルドやサラ・ヴォーンなんて名前も挙げていたことからも、ジャズもかなり好きみたい。このライブ・アルバムで「Tenderly」なんかも歌ってるのも、そんな彼女の好みを反映しているのかもしれない。  このMDを貰って以来、ほとんど毎日、深夜はウイスキーを飲みながら聴いている。仕事で疲れた心が癒されるような歌声が、とても心地よい。心地が良すぎて、ついついウイスキーの杯も進んでしまうのがちょっと問題かな。  今度は、彼女の日本語でのオリジナル曲が入ったアルバムをぜひ聴いてみよう。深夜に、いい音楽に包まれていると、MDをわざわざ録音してくれた優しい友だちを持って、ほんとに良かったなぁと思う。

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