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Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2019/08/27
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カテゴリ:映画・TV・演劇
 ピアノを弾きながら歌うエルトン・ジョンは、私がピアノを弾くことに嵌(はま)るきっかけを与えたアーチストです。その彼の半生を描いた映画「ロケットマン(Rocketman)」観てきました。

 映画は、少年時代から50代くらいまでのエルトン・ジョン(現在72歳)を描いています。内容は、ゲイであることはもちろん、アルコール&ドラッグ依存症など、私自身も以前から知っていたことが7割くらいありましたが、両親や家族のことや男性マネジャーとの関係、メジャー・デビューのきっかけなど詳しいことを知らない部分も多く、実に興味深い映画でした。

 エルトンと生涯の創作パートナーである、作詞家バーニー・トーピンとの関係では、名曲のほとんどが詩が先にあって、エルトンが後からピアノでメロディをつけていったというのも面白かったです(詩が先か後かは、半々くらいかなと思っていたので)。でも、映画の中で描かれるニューヨーク公演を当日にすっぽかして依存症の治療施設に行ったというエピソードって、実話なんでしょうか?

 いずれにしても、エルトンの複雑な人格形成や破茶滅茶な生き方には、やはり両親の愛に恵まれなかった少年時代を抜きにしては語れないことがよく分かりました。音楽界で大成功をおさめ、スーパースターになって、有り余るほどお金があっても常に孤独感を抱え、必ずしも幸せではなかった彼の人生には、同情すら覚えました。

 それにしても、まだ存命中なのに、自分の恥ずかしい部分がこれでもか、これでもかと描かれるのは、エルトンさん、どんな気分なんでしょうね? でも、ご本人もこの映画のプロデューサーに名前を連ねているくらいだから、やっぱり普通の人間の枠には収まらない、変な人なんでしょうね(音楽系アーチストにはこういう変な人は少なくないけれど…)。

 エルトンに扮した主演のタロン・エガートンは、口パクなしで自ら全曲を歌っています(しかも上手い!)。撮影に入る前に5カ月も練習したそうですが、その凄い才能と根性に、ただただ驚くしかありません。

 ミュージカル仕立ての映画で、エルトンのヒット曲が数多く散りばめられていますが、映画の作り方が上手いなぁと思ったのは、そのシーンにもっとも歌詞内容がはまる曲が(曲が誕生した時系列にこだわらず)選ばれていることです。ダンスシーンの演出や映像も秀逸で、劇中歌を聴くだけでも値打ちのある映画かなとも思いました。

 ※ちなみに、彼の代表曲Your Songは、私の大好きな歌の一つで、昔からレパートリーにもしています。

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Last updated  2019/08/29 01:50:57 AM
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うらんかんろ

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kopn0822@ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン)@ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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