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カテゴリ:ちょっとだけよ
町内会と市で行われる七夕祭りも無事終了し、身体を休めている私。
しかし、そんな中でも小さな事件がちょくちょく起こるのは、いたしかたない。 昨日は蜂の巣騒ぎ。 朝の原爆祈念黙祷が終った後、花に水撒きするため玄関を開けると、威勢のいいアシナガバチに遭遇した。 その飛行経路をたどり、蜂の巣を発見したのだが、家の軒下の片隅が現住所だった。(><) そこは、ちょうどくぼみになっていて、台風にしても日光にしても上手く避けるところができる、ハチにとっては一等地。 巣を見つけたからには、排除しなくてはならない!!(ご近所にも迷惑ですからね) スズメバチジェットとフマキラーを両手に持ち、蜂の巣へ向かったが、慎重派の息子から 「ハチは黒いものを襲うし、頭と唇は覆った方がいいんじゃない?」という指摘を受け、暑いのにビニール合羽と白帽子、マスクをつけて挑むことにした。 見た目は、白装束のパナウェーブ(古いネタでごめんなさい)ってところだ。 「無風状態で6メートルは飛ぶ」という殺虫スプレーだが、実験したところ4メートルくらいしか飛ばない。 どうしても手が届かないので、脚立に登って3度に分けてスプレーをかけることにした。夕方になると、買い物から帰ったハチがまた集まってくる。 夜になり、ハチも全部退治したところで、長い棒を手にハチの巣をチョンチョンつついている私を、帰宅したトオちゃんが見つけた。 トオちゃんは、ハチの巣よりも、私の白装束にびっくりしたみたいだけれど、すぐにガレージによじ登って巣を叩き落してくれた。 これがその蜂の巣(ハチの子付)。差し渡し寸法15センチにも成長していた! ハチだけに、Beeっくり! **** さて、流し踊りを振り返る **** 浴衣をクリーニングに出しながら、祭りの後の一抹の淋しさを覚える私。 七夕の流し踊りの本番の日のこと。 私は暑い中、浴衣の着付けのために近所の児童館の和室へ出かけていった。 開始まではまだ4時間あるものの、和室にはもう数人のご婦人が揃い、日本絵巻のような風景だった。 私も初めてのとまどいがあるものの、その場にお邪魔する。m(..*)m 顔だけが白くても可笑しい。。。ということで、”水おしろい”を両腕と背中に塗ってもらい、役者さんのような気持ちになってきた。 2名のお姉さん方がチームになって、私に浴衣を着せてくださった。 踊りの先生は、テンポよく、襦袢で待っている人たちに着物を着せてゆく。 私のような寸胴体形は、着物がシワにならず、着易いし、着崩れ難いので、普通の着方だったら自分でなんとかなりそうだが、 今回の踊りの衣装は、膝までのおはしょりと、右肩抜きの為、初心者は一人で着るにはちょっと大変なのだ。(下の写真。モデルはぴあ空) 皆とおそろいの浴衣を着て、集合場所の公園近くにいくと、他の団体も集まっていた。 自分の浴衣はかなり派手だと思っていたのだけれど、・・・・・そうでもなかった。 あるお年を召された優雅なご婦人は、ピンクを基調にした浴衣に、髪にバラ3個くらいのカンザシをつけ、堂々としていらっしゃる。 そして、私が勝手にライバルと思っている花柳流の方たちは、ちょっと色っぽいお姿だった。 (下の写真、花柳流のお姉さま) その他の団体には、顔見知りも多く、よく行くスーパーの店員さんやら、PTAで一緒だった方など、皆、普段とは全然違う表情を見せていた。 曲に合わせて、繁華街を踊り進めていくと、見物の方から温かい声援や、焼き鳥屋台のお兄ちゃんのヤジなども入り、駅前にいくにつれ、 同じ連のメンバーも興奮気味だった。私も普段は全然出なかった掛け声、「ア、ソーレ、ソーレ、ソーレ、ソーレ」を高い声で張り上げて、自分を捨てて踊っていたのだった。 多少、振り付けを間違えても笑顔でカバー。シシカバブ-のお店の煙を吸いながらも、よそ見せずにラインを踊る。 駅前近くでは、ケーブルテレビの撮影があり、休憩時間に家に電話をした。 家族は人ごみ&暑いのが苦手なので、家で涼しくしているのだが、パレードの中継を見てもらおうと、催促の電話だ。 (結果的には、私は3回くらいちらほらケーブルテレビの中継で映ったらしく、家に帰ると家族も「太い」だの「一応踊れていた」だのと感想を言っていた) とあるビルの前でスポーツウーマンの伯母(70+α歳)を発見。 曲と曲の間の小休止に飛んできてくれて、ペットボトルと冷たいタオルを差し出してくれた。 伯母も若い頃、市職員の代表としてそこで踊っていたこともあり、身軽でもあるので、こういった機転の利いた行動をパっととることができるのだ。 早くから場所取りをして、私の登場を待ってくれていたのだった。 (><)ありがたやー。 少し行くと、妹が甥の手を引いて見学していた。 また、ご近所の方たちも応援してくださり、無我夢中の2時間のパレードも過ぎてしまえば、ほんの一瞬だったような気さえする。 (終点近い場所を踊る、男性陣) 家へ帰って、帯をほどこうと手を当てると、帯まで汗でびっしょり濡れているのに気付いた。 (^^;) 疲れたけれど、エキサイティングで本当に楽しい一日だった。 応援してくださった皆さん、ありがとうございます♪ ***** ソナタ熱情第三楽章音頭 ***** 踊りに熱中している私ですが、ピアノも忘れたわけじゃないですよ。 お祭りの間は、情状酌量の余地がありということで、多少の練習不足許してくださるかな? ソナタ熱情も「ソナタ熱情・・・状酌量」・・・なんちって。 疲れがピークに達した時は、やっぱり音楽で癒されたい。 私の弾くベトベン様のソナタ熱情、第三楽章。空の向こうに響く遠雷が、いつしか祭り太鼓に聞えてくるよ。ありゃりゃん。どうした。しっかり動けよ私の手。 宙を舞う手は、ロマン流。 あ、ソーレソーレソーレソーレ♪ んだば! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年08月07日 21時28分46秒
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