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カテゴリ:日本文芸一般
愚者と愚者(上)愚者と愚者(下)

愚者と愚者(上)愚者と愚者(下)

 傑作『裸者と裸者』に続く、内戦下の近未来の日本を描くシリーズ第2弾
 前作の常識にとらわれない凄いパワーは、本作にも継がれていました。
 ストーリーは、軍閥やマフィアなどアンダーグラウンドな勢力が群雄割拠する「戦国時代」を思わせる近未来の日本で、孤児部隊を指揮する佐々木海人たち若者の成長物語(?)
 (単純に成長物語と言い切るには、少々ぶっ飛んだストーリー・・・・。)
 とにかく、主要な登場人物に、シンプルな正義漢を抱くような、「まっとうな人間」はいない。
 内戦で崩壊した日本社会では、売春やドラッグなどが経済・産業基盤となり、少年ギャング、ゲイ、少女だけのマフィア・グループ等々、多様な価値を持つ者が群を作って連携合掌を繰り広げる無政府状態。
 常陸軍・孤児部隊、黒い旅団、外国人部隊、東海軍、信州軍などなどが戦い続けながら戦いの終わる日を夢見る悪夢のような矛盾に満ちた暮らしを続けている・・・。
 なかなか言葉では上手く説明しきれない力作。
 パワー溢れる作品で、傑作であります。
 アウトローな登場人物は、村上龍の「半島を出よ」と、どこか通じるものがある。
 平凡な登場人物からはひねり出せないエネルギーが小説を包み込みます。
 本の装丁はジュブナイルかライトノベルを思わせます。
 登場人物達も、小生のような中年オヤジには想像も付かない少年・少女で、やはりライトノベルかとも感じるのですが、危ない軽さと不思議な重さがない交ぜになっていて文学の香りもする作品。
 ある意味、小説はこうでなくっちゃ・・と感じました。
 現実から跳躍して、読書の喜びを与えてくれる傑作でした。

 恐らく書かれるであろう続編も楽しみです。



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裸者と裸者(上)
裸者と裸者(下)






Last updated  2007.08.14 10:53:00


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