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2007.05.13
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カテゴリ:日本文芸一般

異端の大義(上)異端の大義(下)

■ストーリー
 日本有数の総合家電メーカー東洋電器産業を襲う未曾有の不況。
 能力主義を謳いながら同族経営で恣意的人事がまかり通る社風。
 工場閉鎖や解雇
 アメリカ派遣から帰国した主人公は人事部長が起こした不祥事への諫言が不興を買い、工場閉鎖の労務担当や営業不振の支店など左遷の連続・・・・。
 平成大不況下の企業経営を精緻に描く傑作経済小説
■感想など
 傑作であります。
 少々主人公が「いい人」過ぎるきらいはあるし、できすぎた展開だとは思うけど、超リアル。
 平成大不況下のリストラや合併、企業買収などはこういうモノだったのかと納得してしまいました。
 新聞なんかで工場閉鎖、リストラ、企業買収などの記事を読んでも、大きな物理的な動きしか見えてこないけど、この作品では企業活動に関わる人の息づかいまで聞こえてくるような作品。
 リストラされる労働者は大変だなぁと感覚的には分かっていたつもりでしたが、この作品を読んでもっと深いところまで見つめ直すことができました。
 松下電気がモデルらしき「東洋電器産業」という舞台は不況の中にあって他社に引き離され営業不振の極地に追い込まれるのですが、そのなかで主人公は会社から叩かれ不遇を囲っても前向きに粉骨砕身進んでいきます。
 主人公が「企業は人なり」という言葉を口にしますが、実社会全体でも「人」を大切にしないとイケナイと確信ました。
 小生のような経済の素人が読む教科書的一冊でした。
 加えてエンタテインメントとしても読み応えのある作品でした。




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Last updated  2007.05.13 09:07:27


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