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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Feb 9, 2026
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カテゴリ:映画、テレビ
「詩人の恋」(評価 ★★★☆☆ 三つ星)

 リチャード・リンクレイター監督の最新作を鑑賞したのでその感想を。
 1940年代アメリカのミュージカル制作界隈の話。主人公の作詞家をイーサン・ホークが演じる。
 日本では2026年3月公開予定。https://longride.jp/bluemoon/

 「ロヂャース&ハマースタイン二世」名義で作られた優れたミュージカルは今や世界ぢゅうで認知されているけれど、この作曲家ロヂャースさんは相棒ハマースタインさんと組む以前に、実はロレンツ・ハートさんという作詞家と組んでおり、この映画はそのハートさんの話。

 ハートはロヂャースを今までずっと一緒にやってきた戦友と思ってたのに、ロヂャースってばいきなり別の作詞家とコラボしはじめちゃって、そして彼らの作品はなんと大好評。
 ハートとしてはおもしろくない。嫉妬というか悔しいというか、なんとも落ち着かない。

 さらに並行し、この中年男ハートは自分の娘ほどの年齢の若い女子に惚れており、その不器用な恋物語も並行して描かれる。彼女を個室に誘い込み、あわよくばあんなことやこんなことを執り行おうと期待したり。

 ぼくの評価としては三つ星。
 ミュージカル制作の裏側といっても、歌ったり踊ったりの華やかな世界ではなく、主人公が酒場でせっせと自分語りという地味な設定。過度に期待したつもりはなかったけれど、期待外れ。観てて妙に疲れる。若い美女への恋のくだりもなんだかとってつけたようだったし。

 イーサンホークさんの演技がお上手だし是非とも高評価を上げたいけれども、しょせん運とコネと実力がものをいう芸の世界、この主人公のことを特にこれといってかわいそうと同情することもできず、どうゆう感想を持ったらいいのかわからずじまい。





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最終更新日  Feb 11, 2026 09:15:45 AM
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