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ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

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Mar 5, 2026
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カテゴリ:映画、テレビ
「いつの日にか僕のことを想い出すがいい」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 ブラジル映画。英語圏市場での題名は The Secret Agent。日本公開はたぶん未定。
 2025年度米アカデミー賞の候補作品。
 主演はワグネル・モウラさん。「セルジオ、世界を救うために戦った男」に出てた役者。

 1977年のブラジルが舞台。主人公は優秀な研究者だが、有力人物と衝突したことで命を狙われるようになる。
 偽名を使いながら生活し、周囲の協力も得ながら国外移住を目指す。

 名実ともに超大作。2時間40分なのでかなり身構えて鑑賞に臨む必要がある。ぼくは劇場で観る気力はなく、自宅で配信で観たのだけど、最初の10分で「これは最後まで観られる佳作に違いない」と思えた。物語の進め方が上手い。映像も良かった。緊迫感あり退廃的でもある。
 昔のフランスの犯罪映画、暗黒映画のようなかっこよさがある。

 ぼくは気に入ったので高評価を差し上げたい。四つ星。

 主人公を含むワケアリさんら数人が身を潜めて暮らしている下宿のおばあちゃんが名演。
 ブラジルって、危ないし危なっかしい国ではあるけど愛おしくさえ思える。
 
 ただ、やはり長尺すぎるというのは認めざるを得ず、余計だったなと感じるネタや人物も結果的に多いと思った。





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最終更新日  Mar 6, 2026 10:00:30 PM
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