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2009/11/23(月)18:21

サンチェ号☆

愛犬たちの記録(66)

さすがに一昨日の室戸行きの疲れが出たのか、今日の私は一日中家でゴロゴロしておりました。 私がこれほどしんどいということは、文句も言わず長い道のりを走ってくれた愛車の「サンチェ号」はもっともっと大変だったことでしょう。 今日はサンチェ号にとっても休息の一日でした。^^ この室戸行きと先週の徳島県勝浦行きは、随分と前から計画を立てていました。 ですから、その前日には車両点検を行い、古くなったタイヤを4本とも交換してもらいました。 「サンチェ、宜しくね。」 「サンチェ、お疲れ様。」 「サンチェ、ありがとね。」 そして、先日の室戸岬にある第24番札所「最御崎寺」への10度もの急傾斜を上る時などは特に、 「サンチェ、頑張って~!」と、声かけをしています。(*^_^*) * * * サンチェ・・・ それは、私が以前飼っていた愛犬・ポメラニアン(写真↑)の名前です。 うちに来た3匹目のワンちゃんということで、 当時広島の大学を卒業したばかりの私は、Jリーグの「サンフレッチェ」を略してサンチェにしました。 サンフレッチェも毛利元就の「三本の矢」の意味ですから、「3」という数字に由来しているのですよね。^^ サンチェは、今飼っている「ヨンサマ」とよく似た顔立ちなのですが、もう少し雰囲気を柔らかくした感じの、優しいワンちゃんでした。 ただ子供の頃に骨折した右前足が年々不自由になってきて、大きくなるほど歩行が困難になってしまいました。 就職して間のない私は精神的に余裕もなく、あまりサンチェにかまってあげられなかったと思います。 一日に数分しか顔を出さない私を、いつも恨めしそうに見上げていたのが思い出されます。 それでも誰よりも私が大好きだったサンチェは、私の心に隠れた暗さを、私に代わって呑み込んでくれていました。 そのせいでしょう、、、まだ7歳だったにもかかわらず、3日間寝込んだだけで あっけなく旅立ってしまったのです。 それも私の腕の中で…。'03年12月のことでした。 今でもサンチェを思い出すと、思わず涙がこぼれ落ちそうになります。 そのサンチェが亡くなる少し前に、私は初めて車を買いました。 ペーパードライバーだった私は、上司のKさんはじめ 何人もの同僚の皆さんのおかげで、なんとか一人で運転できるようになりました。('07.09.16日記) そして、初めてサンチェを車に乗せてあげたのが、残念にも亡くなる前日のこと、病院行きでした。 その時 車の中に落ちたサンチェの一本の毛は、今もお守りとして車の中に大切に仕舞ってあります。 生前、自由に駆けることができなかったサンチェ。 だからこそ、その代わりに私と共に思う存分走り回ることができますようにと、愛車の名前をサンチェにしたのです。 だから、今もサンチェは私と一緒です。^^ 危なげな私の運転でも、こうやってこれまで無事に無事故でこれたのも全てサンチェのおかげですね。 大好きなサンチェ、これからも宜しくお願いしますよ。

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