2016/11/24(木)17:17
九州、こぼれ話をふたつ。
その1 湯布院の動物病院にて。
「この子の名前はなんていうの?」と先生。
「ウルスです。」
「ウルフくん?」「いえ、ウルスです。」
「もし、また倒れることがあったらその時、まずウルフくんの脈をみること。心臓は空打ちをしてる可能性もあるので、足の付け根で確認できるよう練習しておいてください。」
「そして、その時のウルフくんの状態を動画で撮っておいてください。そうすると、病院に運ばれてからの対処に役立ちますから。」
「再びこういうことがあれば先天性の可能性もあります。5歳までなら先天性、それ以降は後天性で、後天性の場合は脳腫瘍などが考えられるのですが、ウルフくんはまだ3歳でしたよね。」
延々と「ウルフくん」を繰り返す先生でした。
ウルスはドイツ語の語源で「くま」なんだそうですが、九州で「おおかみ」くんデビューです。笑
その2 湯布院で迎えた朝。
ホテルでの就寝前。
「6時に目覚ましかけとくからね」と、私は母に伝えました。
そして次の日の朝。
ピピピ ピピピ ピピピ
スマホが6時を知らせます。
「クリスとウルスを外でトイレさせなくちゃ」、私は目覚ましを止め起き上がりました。
その横で、「地震、地震」と慌てる母。
「地震?」
「今から地震が来るよ!」
どうやら母は私のスマホの目覚ましを、緊急時の合図と勘違いしたようです。
「だって九州だし。この前の鳥取の地震でも同じように鳴ったから。」
湯布院・金麟湖