ぴっこらイタリア

2007/02/15(木)19:51

バレンタインデーと診察。

イタリアンなお話(77)

昨日はバレンタインデーでしたね。みなさんはいかがお過ごしだったでしょうか? ちなみにここイタリアは、バレンタインデーは日本のように女子から男子へと一方的な愛の告白デーではなく、ジャパニーズクリスマスのように「恋人たちの日」であります。 街のレストランはカップルで溢れかえり、手に赤いバラを持った女子も多く見かけました。 我が家も忙しかったですよ。 給料が入ったんで、ひさびさに2人で 会計士に支払いに行ったり、 ステファノにお給金を渡しに行ったり、 ガソリンスタンドに支払いに行ったり、 家に帰って、2人で額をつきあわせて夜中まで、 今加入している車両保険が高いから期限切れが間近なのでネットで安くてお得なところを探したり。。。。 。。。。。。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 OOOOOOOOOOOOOOOOOOOHHHHHHHHHHHHHHHHH,NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!! スペシャルデーにそんなことにつきあわせるな~~~~~~~~~~っ!!!!!!!!!!!!!!! ********************************* 話は変わって、 前の病院と違い、あまりにもあっさりと結果が出たので、うっかり書きそびれていたが、気になる子宮ガン検診やり直しは、前回のことも考慮して検査してもらった結果、「真っ白」だった。 産婦人科受付の長蛇の列も無視して、ハラハラしながら予約なしで「コルポスコピア科」のドアを叩いたのだが、本当にあっさり診てくれた。 信じていいのだろうか? 念のため、3件目の病院も行っとく?と思ったのだけど、もしも3件目で「クロ」と出てしまっては抜け出せない泥沼にはまってしまいそうでこわかったので、踏みとどまった。 この次の日も検査でミラノ市内の医者へ。 会社で加入しているプライベートの保険会社が骨折から1年以上たったいま、やっと「審査診察」の連絡をしてきたのだ。 。。。。そりゃ後遺症はちょっとはあるものの、すでに完治しているのだけど?汗 指定されて行った診療所も私立なので、待合室には豪華な絵が飾られ、待っている患者も立派な身なりのおじいちゃんとか、毛皮のザーマス系おばちゃんだ。 名前を呼ばれて入るとおだやかな背の低いおじいちゃん医師がひとり。 医師「じゃあ、ズボンを脱いで診察台に横になって。」 わたしが診察台に上がると、おじいちゃんはわたしのひざを曲げたり伸ばしたりして「痛い?」と聞いてくる。 痛いも何も、もう治ってるのに。。。と思いながら「保険金」という言葉が頭に浮かび、ちょっと痛いフリをしてみせる。 医師「今度は足をちょっと開いて立って。」 わたしが足を開いて立つとおじいちゃんは脛から太ももまでまんべんなくモミモミと触ってくる。 医師「足を骨折したことで、他が痛くなったところとかある?」 わたし「あ。。。関係ないかもしれませんが右腰がよく痛くなって、重いものを持ったりするとすぐにぎっくり腰になります。」 医師「じゃあ、上も脱いで。」 うげ。しぶしぶ脱いだ。わたしはブラパン一丁になった。 じいちゃんは胸下からまたもやまんべんなくモミモミ。。しかもパンツまでずりおろされてモミモミモミ。。。。。。 本当にこれは診察なのか!?ここが診察室じゃなかったらただのエロじじいじゃないのか!!?? と顔を真っ赤にして自問自答していると、やっとモミモミ攻撃が終った。 医師「これは骨折と関係ないね。姿勢が悪くて身体が歪んでいるんだ。プールに通いなさい、プールに。」 わたし「はあ。。。」 エロっぽい診察とは裏腹にまともな診断が出てきたのでホッとする。 しかしイタリアの医者というのは骨折だろうが、腰痛だろうが、みんな判をついたように「プールに行け。」という。 こんな診断が下されるのはわたしだけなのだろうか?

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