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カテゴリ:思ったこと
昨日はまた大雨が降りました。
あちこちで被害がありました。今年は酷い・・・。 私は仕事があり、土砂降りの中での外仕事なので、死ぬ思いをしましたが、何とか早めに終わったので冠水被害にあわずに済みました。 帰宅の道路は冠水していて、あちこち迂回してようやく家に着くというところで、家の前が川。 バイクが入れず、近所のお宅にバイクを置かせてもらい、歩いて帰宅。 うちは浸水しませんでした。安堵。 茂原の主要な道路が、ほぼ浸水した模様。 ショッピングモール、飲食店など沢山の店舗が浸水。 市役所も向かいにある避難所となっている公民館も浸水。 学校や保育園も浸水。 うちの会社も私が帰った後浸水。 夜中じゅう、救急車や消防のサイレンが鳴り響いてました。 ちょくちょく川が氾濫する茂原ですが、今回の被害は昨今では一番かもしれません。 被害にあわれた方々、本当にお気の毒に思います。 千葉市の予備校に行っている息子は、帰宅難民。 JRはすぐに止まってしまいました。 どこにとまるのかと聞くと、予備校は夜中はあけてくれないとのこと。 「駅で夜を明かす」とかあほなことを言っている。 「ファミレスとかネットカフェとか行きなさいよ」といったら、「金がもったいない」だと。 けち臭い男だ。 でも、こんなときに予備校に泊めてくれないなんて、なんて非情な学校なんだろう。普通学校開放してくれるのではないか・・・と思って予備校に電話してみた。 予備校の事務の方らしき方が電話に出て、予備校を開放することはできないが、近くに帰宅困難者が入れる避難所があるから、そちらにいってくださいとのこと。 息子に連絡して、避難所に行くよう促した。 しかし、避難所はすぐに満杯になったようで入れてもらえなかったそうだ。 それを受けて、やっと予備校は校舎を開放。息子は予備校で一夜を過ごすことができた。 乾パンやパン。水。アルミ毛布などを支給されたそうだ。一応準備はしてあるのだな。 予備校に泊ったのは30人ほどだったようで、ほかの子たちは知らずにどこかさまよっていたのかもしれない。 他の校舎の生徒はみな追い出されたらしいので、もしかしたら私の電話が効いて開放してくれたのかもしれないと密かに思っている。 次の日の午前中までJRは止まっていて、茂原まで開通していなかった。 いつ動き出すかわからないと思って、朝早くに遠くの駅まで車で迎えにいくことにした。 主要道路・高速道路は土砂崩れや倒木で壊滅していて、唯一通れるという情報得た道路に向かった。 途中、水が入って動けなくなっている放置車がゴロゴロ。 救助用なのか、とても大きな真っ黒なヘリが低空飛行していた。 案の定渋滞していて、全く動かない。一か八かで脇道に入り、山道を抜けてみた。 帰宅困難者のサラリーマンたちが、山道をぞろぞろとくたびれ果てた顔で歩いていた。 やっと駅に着き息子を乗せた。息子も一晩でやつれていた。眠れなかったのだそうだ。 帰る途中、茂原の街を少し回ってみた。 街中はほぼ水が引いていた。 しかし、茂原はよく水につかる。 浸水対策で貯水池を作ったり、あれこれ対策したのに、もう打つ手無しなのかな。 茂原は昔「藻原」と書いたらしい。かつては藻が茂る水辺だったのかもしれない。 NHKのニュース動画です。↓ 田畑や住宅の広範囲で水につかる 千葉 茂原 《NHK NEWSWEBより》お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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