2015/07/25(土)09:14
布山が思うように減らないもう一つのわけ
布大好き。手作り大好き。アイデアたくさん。楽しいな。布も山盛り。作り放題!
これ、まぎれもない事実です。
本当にハンドメイドが好きだったら、
どれだけ多忙であってもそのための時間を捻り出せるはず。
そう思っているし、実際にそうしてきました。
あのエネルギーはどこから湧いて出てきたのか・・
のれんもクッションカバーもいすカバーも、
子どもの保育園かばんもパジャマ入れも、
エコバッグもランチョンマットも、
通勤に使っているかばんもちょっとお出掛けポシェットも、
リネンガーゼのドルマンブラウスも、
木ぎれと超はぎれのモビールも、
いま、リビングをぐるり見渡して目に入って来るものの多くが、
私の作品です。
自分の暮らしの中の「あったらいいな」を、
次々とかたちにしてきました。
そう、次々と。
そして、そろそろ次が思いつかなくなってきました。
この7年ほどの間に、ほとんど作っちゃったのです。
私は、物が増えすぎるのにも抵抗があります。
作るのが楽しいからといって、
使わないものをいくつも作ろう、ということにはなりにくい。
***
ブログ村を散歩していると、
もりもり作っておられる作家さんが多くて、本当に尊敬します。
その方たちはご自身のペースを守りつつ、
自宅ショップだったり委託だったり月一度のネットショップだったり、
また手作り市への出品だったり、
作品をどなたかにお届けする場、
仮に「出口」としますが、それを必ずお持ちです。
私は作家と名乗るには、製作ペースがかめさんです。
その出口を今のところ、第一に家族、第二に友人知人としています。
家族は文句ひとつ言わず受け入れてくれて、本当に心強いです。
ただ、そろそろ飽和状態です。
友人知人へプレゼントするときも、快く受け取ってくれます。
本当にありがとうございます。
ただ、自己満足に終わっていやしないか常に顧みないとなぁ、と思います。
第三が行きつけの美容院、
京都・北野天満宮西の紙屋川沿いにある「アイムハッピー!」(I'm Happy!)さん。
我が家の散髪は、すべてお任せしています。
(カットやパーマはすべて予約制となっています)
オーナーさんの奥さんがビーズアクセサリーを手作りされる方で、
いつも布買いやハンドメイドのおしゃべりで盛り上がります!
店内には、淡いピンクを基調としたやさしい色合いのアクセサリー類が、
良心価格で展示販売されています。
お品は、ひと声を掛ければ散髪を予約していなくても見ることができます。
私も、ガーゼハンカチやスタイ、ヘアゴム、シュシュ、その他を置かせていただいています。
ブログで未発表の作品が並んでいたりもします。
もう、置いていただけるだけで幸せです。ありがとうございます。
ただ、美容院はあくまで髪型を整える場所であって、
私の手作り品は脇役のそのまた脇役。しゃしゃり出てはいけません。
第四に、楽天オークションもやっていて、
こちらはダブルガーゼを使うスタイとハンカチがメーンとなっています。
私が使っていきたいと思っているのはダブルガーゼ以外の布帛なので、
それで作れるオークション向けの商品をもっと開発できればいいかしら。
いまは、10日、20日、30日を終了日として、小学生向けの給食袋を少し並べています。
新作を出せないでいるので、来客はまばら。
新作を出品するには、もちろん製作ありきだし、
魅力的な写真が何カットもいるし、説明文も分かりやすくする工夫が必要。
送料や手数料がかかっても欲しい!と思ってもらうには、
何重もの手がかかります。
でも、いちど軌道に乗りさえすれば、これまた楽しいのです。
第五として、
1年に1度でいいから、自分の意志で手作り市にお店を出す!
それを目標に、こつこつ気ままに色々な作品を作りためておく。というのはどうでしょう。
これなら、
ディスプレイを工夫したりして、自分の思うようなお店づくりができる。
ふだんブログに遊びに来て下さる方ともお会いできるかもしれません。
これこそほんとうに実現させたいのだけど・・
今はかなり、ハードルが高いのです。
第一、そんな多くの製作時間を捻出できるのか?
また、手作り市当日に3歳の次男が熱でも出したら終わりです。
ほのかな夢として、数年後まで取っておきます。
***
第一、第二は自分のごく身の回りにとどまることに対して、
第三~第五は、さらなる外界へ一歩を踏み出し作品を見てもらう、
評価も伴えば対価を頂戴することもある、という別世界です。
品質や対応への責任も伴うでしょう。
この、自分に合った無理のない「出口」、
もうちょっと具体的に言うなら、
何を作るのか、
それをいつどこでどのように販売したいのか、またはどなたに差し上げるのか、
そういうペースで作っていけるのか、
こういう一連のことが今の私にはいまいち不確定なので、
もっとよくよく考えてみて、
ちょうどよい出口が見えてきたなら、
さらなる創作に弾みがつくのかな、と思います。
さしあたっては、
第三と、第四の強化、深化かな。
書いてみて、すっきりしました。
皆さん、「出口」をどうされていますか?
布山を減らそう!
【きょうの3歳】
クリスマスのためにとってある飾りを、長男とともに発見。
真夏だというのに、
右足には保育園で作った牛乳パック製の赤いサンタ靴、
左足にはクリスマスの青いきらきらのビッグな靴下をはいて、
えっちらおっちら、得意げに見せにきました。