ピコプチルーム

第七話「ワルモン四天王」

…森の中…一同はお昼ご飯中。
チョコ「…でも、みんな色々と大変だったんだね~。」
スエゾー「せやで~。一回、滝に落ちかけたこともあったんや。」
アメ「…落ちかけたって事は、落ちなかったのか?」
スエゾー「せや。ギリギリのとこでワイがテレポートして助かったんや。」
チョコ「え~!スエゾーすご~い!!」
グミ「でもみんなすごいね~。大変なこと全部乗り越えて来たんだもんね~。」
ゲンキ「いや~、それほどでも…。」
モッチー「モッチ~♪」

サンダー「え?!」
アメ「サンダー、また来るのか?」
サンダー「うん。…さっきの奴らと、それより強そうな奴らが4人。…でも…なんかこの感じって…。

…すると、草(木の)陰から、さっきのワルモン軍団と、それプラス手が羽の人間、吸血鬼、尻尾が二本の犬っぽいの、小さな恐竜が現れた。
新ワルモン四天王
ビーナス「!お前たちは…。」
ビーナスは手が羽の人間を見て言った。
ゲンキ「知ってるのか?」
ビーナス「あぁ。アイツは私がワルモンだった時部下だったハーピーだ。」
ハーピー「覚えてて下さったんですね、ピクシー様…いいえ、ビーナス様v」
チョコ「ヴァンデモンは決して人にしたがわないはずなのに何で…。」
グミ「ブイモンはワクチン種だろ~?何でワルモンになってるんだよ~。」
ゲンキ「え、チョコモンとグミモン、あいつらの事知ってるのか?」
チョコ「いや、アイツら本人を知ってる訳じゃないんだけど、あの吸血鬼っぽいのがヴァンデモンって言う種類のデジモンで、」
グミ「あのちっこい恐竜が~、ブイモンって言うデジモンなんだ~。」
ゲンキ「へ~。」
ガリ「…ヴァンデモンは、昔私の部下だった…。」
ナーガ「…ブイモンも俺の部下だった。」
ギンギライガー「…グレイ…。」
ギンギライガーは、尻尾が二本の犬っぽいのを見てつぶやいた。
グミ「え、あの尻尾二本の犬みたいんの、もしかしてギンギライガーの部下だったの?」
ギンギライガー「あぁ…あいつはグレイと言って、俺の部下だった。」
グレイ「オレは犬じゃねェ!猫だ!!」
グレイはグミモンに向かって怒鳴った。
チョコ「…なんかサンダーと逆だね。」
チョコモンがそう言って苦笑しながらサンダーのほうを向くと、サンダーはグレイをにらんだまま動いていなかった。
ナーガ「…で、お前ら何の用だ?」
ナーガがそう言うと、ハーピーたちはビーナスたちに近づいて言った。
ハーピー「じつは、もとワルモン四天王の皆様に、」
ヴァンデモン「再びワルモンに戻って頂きたいと思い、」
ブイモン「お誘いに参上?しました。」
グレイ「戻って頂けますか?」
ハーピー達はかた膝を付いて言った。

ビーナス「断る。私はもう二度とワルモンの言いなりになるつもりはない。」
ガリ「私も、もう二度とワルモンになる気はない。」
ナーガ「俺もだ。」
ギンギライガー「俺もワルモンには二度とならない!帰れ!」

ブイモン「あーあ、断ってきたよ。…どうする?」
ヴァンデモン「どうするか、と?…さっきも言っただろう、ブイモン。断った場合は…殺す…と。」
ハーピー「ま、今のワルモン四天王は私達だからもうあなた達の地位はないけどね。」
ナーガ「俺達を倒すだと?お前達などに俺達が倒されるものか!」
ブイモン「それはどうかな?オレ達は強くなったからな。…やろうぜグレイ!!」
グレイ「デジメンタルアップ!!」
グレイがそう叫ぶと、ブイモンはまばゆい光に包まれた。
ブイモン「ブイモン、アーマー進化~~~~~~~!!」
 「奇跡の輝き!マグナモン!!」
すると、光の中から黄金の鎧を見につけた竜(?)が現れた。
グミ「あ~、マグナモンだ~。サンダー、僕らもやろ~♪」
サンダー「うん。デジメンタルアップ!!」
サンダーがそう叫ぶと、グミモンはまばゆい光に包まれた。
グミ「テリアモン、アーマー進化~~~~~~~!!」
 「運命の煌き、ラピッドモン!!」
すると、光の中から黄金の一本角の兎が現れた。
モッチー「チー…あれも進化…ッチー?」
サンダー「うん。あれは“アーマー進化”って言って“デジメンタル”って言うものの力を借りてする進化なんだ♪」
チョコ「ちなみに、グミはアーマー進化でラピッドモンになって、ブイモンもアーマー進化でマグナモンって言うデジモンに進化したんだ。」
ハーピー「さ、やるわよ!」
ワルモン達「オー!!」
ゲンキ「よ~し、ガッツ全開だ!」
ハーピー「『マハザン』!!」
ハーピーは、風の刃をビーナスに向けてはなった。
ビーナス「『ビックバン』!!」
ヴァンデモン「『ナイトレイド』!!」
ヴァンデモンは、無数のコウモリをガリに向けてはなった。
ガリ「『ゴッドストライク』!!」
グレイ「『マハラギ』!!」
グレイは大きな炎の玉をギンギライガーに向けてはなった。
ギンギライガー「『雷撃』!!」
マグナモン「『エクストリーム・ジハード』!!」
マグナモンは光の波動をナーガに向けてはなった。
ナーガ「『アイビーム』!!」
…しかし、敵の技は押さえきれなかった。
サンダー「チョコモン、アメモン行くよ!『シャイニングエボリューション』!!」
サンダーがそう叫ぶと、チョコモンとアメモンはまばゆい光に包まれた。
チョコ「ロップモン進化!! トゥルイエモン!」
アメ「ラカルモン進化!! アーチェモン!」
すると光の中から、トゥルイエモンとアーチェモンが現れた。

ハーピー「とどめよ!!」
アーチェ「させるか!」
アーチェモンは、ハーピーの前に立ちはだかった(?)。
アーチェ「お前の相手は、オレだぜ☆」

トゥルイエ「サンダー、我をもう一段階進化させて。…じゃないとヴァンデモンには敵わなそう。」
サンダー「…うん。『シャイニングエボリューション』!!」
すると、トゥルイエモンはまばゆい光に包まれた。
トゥルイエ「トゥルイエモン超進化!!」
すると光が消え、大きな(ゴーレムよりは小さい)兎が現れた。
大兎「アンティラモン!!」
ゲンキ「また姿が変わった?」
サンダー「あいつは、トゥルイエモンの進化系…つまりチョコモンの完全体の姿で、アンティラモンって言うんだ。」
ゲンキ達「へ~。」
サンダー「って、今こんなのんきに説明なんてしてる場合じゃないし…。」
そう言うとサンダーはギンギライガーのほうへ走って行った。
アンティラ「『アシパトラヴァナ』!!」
アンティラモンは、両手を刃にしてヴァンデモンに切り掛かった。
ヴァンデモン「くっ」
アンティラ「我が汝を倒す!!」
ヴァンデモン「フッ…出来るかな?」
グレイ「『アギラオ』!!」
グレイはギンギライガーに向かって、(マハラギより小さい)炎の玉をはなった。
ライガー「『雷撃』!!」
ライガーはグレイのはなったアギラオを雷撃で止めた。
グレイ「チッ…貴様も一緒にほうむってやる!」
サンダー「ガァ!」
サンダーはグレイの左(後ろ)足に噛み付いた。
グレイ「…お前も…オレの邪魔をするのか…?」
そう言うと、グレイはサンダーの首根っこを掴んで(いわゆる猫掴み)、遠くのほうへほうった。
グレイ「『マハラギ』!!」
グレイはライガーとギンギライガーに向かって大きな炎の玉をはなった。
ライガー「『雷撃』!!」
しかし、さっきの様には行かず、マハラギはライガーとギンギライガーに直撃した。
グレイ「とどめだ!『マハラギ』!!」
サンダー「させない!『ブフ』!!」
サンダーはグレイのはなったマハラギに向かって小さな氷の粒をはなった。…すると、マハラギは打ち消された(…ブフも消えたが…)。
ラピッド「マグナモン!僕がお前を倒すからな~。」
マグナ「…出来るかな?」
ラピッド「『ゴールデントライアングル』!!」
マグナ「『エクストリームジハード』!!」

そして(ついでに)、ゲンキ達(今言った人達以外)は、さっきのワルモン軍団と戦っていた。

グレイ「…サンダー、何で邪魔するんだ?…ワルモンに入る気はないのか?」
サンダー「ない!!誰がワルモンなんかに入るもんか!」
グレイの問いに、サンダーが怒りながらやや早口で答えると、グレイは苦笑しながら言った。
グレイ「…やっぱりな。…そう言うと思った。」
サンダー「思ったんなら言うな!!」
グレイ「…サンダー、どうかしたのか?…何か今日機嫌悪いな…。」
サンダー「うるさい!『ブフ』!!」
サンダーはグレイに向かって(普段より小さめの)ブフをはなった。
グレイ「うわっ!!…いきなり技出すことないだろ…。…どうしたんだよ…サンダーらしくもない。」
サンダー「…ライガーにいちゃんとギンギにいちゃんを傷つけたやつはたとえ誰でも許さない…。」
サンダーはそうつぶやいた。…その瞳には怒りからか、涙がたまっていた。
グレイ「…んな事言ったってしょーがねぇだろ…。」
…グレイにはサンダーのつぶやきが聞こえていたようだ…(耳良いな、グレイ)。
サンダー「しょーがなくない!『プチファイアー』!!」
サンダーは小さな青い火の玉をはなった。
グレイ「…あっそ。そっちがその気ならこっちだって…『アギ』!!」
グレイは、小さいが、サンダーのはなった青い火の玉よりは大きい赤い火の玉をはなった。
サンダー「うぁ!」
…そしてそれはサンダーにあたった。
グレイ「あ…悪ぃサンダー、大丈夫か?」
グレイは少しあわてて言った。
サンダー「うん、ヘーキ。…ゴメンネ。…おれ、なんかビックリして…それで…。」
グレイ「あぁ、分かってる。…とにかく、無事でよかった。」
サンダー「うん。…おれはワルモン達にとって大切な力だもんね?」
グレイ「…ま、それもあるけど…。」
グレイは少し笑いながら言った。
グレイ「…さて…ブイモン、ハーピー、ヴァンデモン、オレ帰る!」
ハーピー&ヴァンデモン「はぁ?!」
マグナ「はぁ…しょうがないなぁ…。」
マグナモンはため息をしてそう言うと、アーマー解除(退化)してブイモンに戻った。
ハーピー「グレイ本気なの?!今、私達のほうが有利なのよ?!」
グレイ「知ってる。…でもオレは帰る。」
…するとグレイは背中に黒い羽を生やした。
ハーピー「待ちなさいよグレイ!」
ヴァンデモン「チッ…、ひくぞ!」
ワルモン一同は去ろうとする。
サンダー「…グレイ、もう行っちゃうの?」
グレイが飛び立とうとした時、サンダーがポツリと言った。
グレイ「心配すんな。…またすぐサンダーを誘いに来るさ☆」
サンダー「~~~~~っもう来なくていい!!」
サンダーが怒鳴ると、グレイは笑いながら飛んで行った。…その後について、ワルモン一同は去って行った。

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