よいバスケットボールマンになるためによいバスケットボールマンになるために1、ファイト、素直さ、笑顔をもってコートに立とう。 コートの上では、いつでもファイトあふれる選手になろう。 取り組む姿勢に素直さと笑顔のあるプレ-ヤーは大成する。 2、夢と希望を持って練習しよう。 何事においても、夢を持たないと物事は成し遂げることはできない。 素質などより、夢と希望をもって努力することが成長につながる。 3、コートに入るときの心のもち方がすべてをつくることを忘れない。 「今日の練習はやりたくないなぁ。」と思ってコートに入るか、 「今日は疲れているけどがんばるぞ。」と思ってコートに入るか。 どちらの選手が伸びるかは言うまでもない。 4、「練習はすべて試合」という気持ちで取り組もう。 気楽な気持ちでいくら練習してもだめ。 試合の時のようにプレッシャーがかかる場面でも、 ゆうゆうと自分のプレーができるような取り組み方をしよう。 そのためには、パスひとつといえども、 決しておろそかにしてはいけない。 練習でできないことが、試合でできるわけがない。 5、プレーにはしゃべる習慣をつけよう。 しゃべることは技術と組織を生かすチームプレーの根源だ。 オフェンスもディフェンスも連携プレーが大切。 お互いに声を掛け合ってこそよいプレーができるものだ。 6、へばったときこそがんばろう。 技術や精神力が伸びるのはへばったときだ。 プレーヤーには自分の心に打ち克つ努力が必要だ。 へばった時こそチャンスだ。 よりファイトし、努力するプレーヤーこそ飛躍する。 疲労したとき、最後のふんばりでふと何かをものにすることがある。 自分に克ってこそ、敵を打ち負かすことができる。 7、今日の自分の欠点を反省し、明日の練習に生かそう。 毎日の練習を何気なく終わらせたのでは意味がない。 自分のプレーを十分に反省し、明日の練習に生かしていこう。 8、研究心をもとう。 何事もそうであるが、研究心なくして技術の向上はない。 うまい人のプレーを参考にするなり、本で調べるなり、 そうした姿勢をもつことが大切だ。 9、自分だけの武器をつくろう。 試合で活躍できるのは、自分だけの武器を持つプレーヤーだ。 自分の個性を生かした特徴のあるプレーを身につけよう。 そのためには、さらに時間を割いて個人練習に励むくらいの情熱が必要だ。 10、顧問がいなくても手を抜かない練習ができるチームはすばらしい。 これができるのは、自分たちで主体的に取り組もうという姿勢があるからだ。 やらされるのではなく、自ら進んでやる。 それが本物のチームであり、プレーヤーだ。 11、大きな声の出るチームは強い。 人間、気迫がこもれば自然と大きな声が出る。 そうしたことができるチームはここ一番で力を発揮する。 12、バスケットボール以外のこともきちんとできる人間であれ。 バスケットボールしかやらないというのは、人間として失格。 選手である前に、ひとりの中学生である。 勉強や学級、生徒会の活動もしっかりとやって、人間性を磨こう。 13、チームの和を尊重しよう。 団体競技である以上、チームワークこそ命である。 チームワークがなければ烏合の衆である。 「ONE for ALL、ALL for ONE」 (ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために) こうした気持ちをもった個人の集まりにより勝利は生まれる。 14、後輩は先輩を見習おう。先輩は後輩をかわいがろう。 こうした状態ができることはとても望ましい。 学年を超えて、和気あいあいとできるチームこそがよいチームだ。 練習の最中や試合の中では、学年を意識しないチームをめざそう。 しかしながら、「親しき仲にも礼儀あり」 後輩はそのことをよくわきまえよう。 15、礼儀正しい態度を身につけよう。 誰に対しても気持ちのよいあいさつや言葉使いができるプレーヤーになろう。 バスケットボールを通じて、技術と心を磨いているのだという誇りを持って生活しよう。 16、バスケットボールを愛そう。 すべてはこれに尽きる。 自分のやっていることを愛することができてこそ、情熱をもつことができる。 バスケットボールを愛せずして、上達はない。 |