2006/10/20(金)14:41
判官びいき
「判官びいき」と言うのは・・・
悲劇的英雄、判官源義経に
同情する気持ちから生まれた言葉で、
弱者・敗者に同情し、応援する感情のことを言います。
周知のとおり、
日本人には「判官びいき」の特色が強く見られます。
もちろん私も・・・。
スポーツの試合を見ている時は、
やっぱり負けている方を応援してしまいます。
(注:応援しているチームがないときですよ。
世界戦は日本、野球は阪神タイガースを応援しています)
バスケの場合もまあそうなんですが、
例えば、自チーム優勢、相手チームがどんどんやられていると・・・
事もあろうか、思わず相手チームを応援してしまいます。
ミニバス時代、ベンチでスコアつけながら、
相手チームの上手いシュートに
思わず拍手したこともありました。
さすがにこれはひんしゅくをかうので、
最近は心の中で「ナイスシュート!」と思うだけの
技(?)を習得しましたが・・・。
今年のウチ中は、急に名前の出てきた
「成り上がり」チームです。(自分で言うとヘコむな)
夏の優勝大会初戦で、
優勝候補のT中と対戦し、
一時20点リードされていたのを逆転して勝った時、
会場内は、ウチ中を応援してくれるお客さんで、
今までに経験したことのない空気になっていました。
(ウチ中は保護者の参加が少ないので、
過去の応援は、多くても5人くらいでした。)
そして先日の地区大会で
1ゴール差の逆転勝利をおさめた時も・・・。
私はビデオをコートの横から撮る為に、
少し離れたところにいたのですが、
隣のコートの応援に来ていた他中のお母さん達が、
第4ピリオド終盤、1ゴール差を追いかけていたウチ中を
すごく応援してくれてました。
ウチの子たちがボール持つたびに、
「マイボール!マイボール!!」って、
もうウチ中がそのお母さん達の
「マイチーム」になってましたよ。
私はおかしくて、ニヤニヤしながらビデオを撮っていたんですが、
声を出せない私の代わりに、(←ビデオに声が入るから。)
応援してくれて、とってもうれしかったです。
本当は「判官びいき」なんてされない、
真に強いチームになるのがいいんでしょうけど、
普段から応援の少ないウチ中にとっては、
とてもありがたい「日本人気質」なのでした。