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2005/08/25(木)00:19

腹帯

pidooの妊娠記(28)

<最終月経から17週目、フランス妊娠週15週目> フランスの妊娠月で数えると4ヶ月に入ったところ、 日本ではあっという間に5ヶ月でちょっとびっくり。 5ヶ月ってことは、「戌の日」とやらに腹帯を巻かなくてはならないはず、でもフランスに腹帯ってあるのかな?? 妊娠のわかった6月はパリの義両親宅に旅行中だった。 日本のものはパリにいる間に揃えた方が無難と、 早速義理ママに腹帯の存在について尋ねてみる。 すると 「さあ?知らないわ」 との返事。 そう言えば愛読している「笑う出産」まついなつき著では、 「欧米女性は妊娠すると驚異的に腰に肉がつきお腹を支える」 と書いてある。 腹帯なんてフランス人女性には必要ないのだろうか…?? 余談だがこの、腰のくびれ(一番細いところ)のすぐ下の、膨らみ始めるところ、骨盤を覆う辺りのことをフランス語では Poignee d'Amour ポワニエ ダムール と言う。 辞書で意味を引くと 「腰まわりの贅肉」 と、ミもフタもない訳が載っているが、直訳すると 「愛の一掴み、一握りの愛」 と訳せないこともない。 おお~~、なんだかロマンチックじゃないですか(#^.^#) どうやら、愛の行為の際、男性が女性のこの部分を掴むことからきているらしいんですわ。 …ああっ、しまった!18禁の注意書きを忘れた!…ま、いっか。 妊娠するとこの「一握りの愛」が発達するだなんて、やっぱりこのネーミングは的を得ている、と一人勝手に納得。 さて、話を戻して腹帯。 気になったら手元に置かないと気が済まない私は、6月のパリ旅行時に、 日本人向け売ります・買います情報誌の「Paris Jeudi」で、 『腹帯売ります』の記事を発見、早速連絡を取って購入していたのだった。 しかし気になった義理ママが後日経産婦の娘、つまり主人の妹に尋ねてくれていて、 「妊婦服が充実している通信販売サイトvertbaudetで見つかる」とのコト。 彼女も気になって購入してみたものの、ゴワゴワ感が不快で、1回しただけだったそう。 それよりもサポート力のある、へそ上までくるショーツの方が快適だったとのアドヴァイスを頂いた。 しかも近くに住む「イエールの母」と慕う日本人女性Nさんからは、 「縁起物だもの~~、新品を使いなさい!」 と言われる。 まあまあ、たくさんあって困るというものでもないし、色々試してみようか。 さて、肝心の腹帯に縫い付けるというお守りは、ホームステイで来たMさんが気を利かしてプレゼントしてくれた、 感謝!! つわりもこの前の週から突然なくなり、快適な毎日。 吐かなくなったせいか、日に日にお腹が大きくなっていくのを感じる。 でも「戌の日」って一体いつのこと? ネットで調べようと思いつつ未だ調べていない。 もっとも、このお守り自体が「戌の日」に祈願したものだそうだから、いつから着け始めてもかまわないとのこと。 う~~ん、いつからにしよう…?

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