HONEY PIE'S SILVER SHELTER

2006/04/23(日)21:08

the messenger - 弔いは夜の果てで -

北村一輝道(221)

北村さんは、ギャングの権藤役。 こーれーはー、かっこよかった。 今より少しウエイトがあるのか、輪郭の線が若干太く、 無精髭とあいまって、ルーズさとワイルドさを醸し出している。 いい。このくらいが好み。 サテンのシャツにバックスキンのパンツ、イヤーカフ、 ファーコートを肩にひっかけて俺様座りだ。 似合うー、 いい、いい、すんげぇ、好み! どこやらの秩序がうんたらというたるい説明部分は蛇足感あり。 そうだなぁ、 「生体の幻影にとらわれたシジフォスはその肩に岩を担いとわに~」 とかなんとか適当にかっこつけて煙に巻けば完璧だったのに(笑) スタイリッシュな夜の映像に一瞬だけ、 天上から光の洗礼が下ったかような北村さんの微笑みは、 震えるほど、美しい。 オムニバスの中の1本で、正味15分足らずのショートフィルム。 DVDで欲しいところだけれど、他のは多分もう一生見ないだろうし。 望月監督のは相変わらず嫌な感じだったし、 ちょっと期待した飯田譲二監督のは駄作の極みだったし、 岩井俊二監督のはやっぱり素敵だったが、一回見ればいいし。 うーん。 当分の間はGyaOでやっているから、 毎日見よう! 私はミーハーです。 (2002 北村龍平監督作品)

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