2006/04/23(日)21:08
the messenger - 弔いは夜の果てで -
北村さんは、ギャングの権藤役。
こーれーはー、かっこよかった。
今より少しウエイトがあるのか、輪郭の線が若干太く、
無精髭とあいまって、ルーズさとワイルドさを醸し出している。
いい。このくらいが好み。
サテンのシャツにバックスキンのパンツ、イヤーカフ、
ファーコートを肩にひっかけて俺様座りだ。
似合うー、
いい、いい、すんげぇ、好み!
どこやらの秩序がうんたらというたるい説明部分は蛇足感あり。
そうだなぁ、
「生体の幻影にとらわれたシジフォスはその肩に岩を担いとわに~」
とかなんとか適当にかっこつけて煙に巻けば完璧だったのに(笑)
スタイリッシュな夜の映像に一瞬だけ、
天上から光の洗礼が下ったかような北村さんの微笑みは、
震えるほど、美しい。
オムニバスの中の1本で、正味15分足らずのショートフィルム。
DVDで欲しいところだけれど、他のは多分もう一生見ないだろうし。
望月監督のは相変わらず嫌な感じだったし、
ちょっと期待した飯田譲二監督のは駄作の極みだったし、
岩井俊二監督のはやっぱり素敵だったが、一回見ればいいし。
うーん。
当分の間はGyaOでやっているから、
毎日見よう!
私はミーハーです。
(2002 北村龍平監督作品)