2006/06/10(土)19:55
ナイン・ソウルズ
北村さんは、イタリア製スーツのやくざ、タモリ役。
ランさんの武器には大笑い。
それで身ぐるみ剥がれるなんて、タモリ、あまりにも情けなさ過ぎる。
「オペラ座の怪人」のパロディ(というか、リメイク)で、
「ファントム・オブ・パラダイス」という映画があって、その中で、
「サイコ」のシャワーシーンのパロディ(というか、オマージュだと思う)
が見られるのだが、それと一緒の武器。
でもそこでは、さすがにぶっ倒されたりはしていなかったから、
これは、あんまりだと思う(笑)
銃を構えてもどこかビビっていて、様にならない。
下っ端や周囲になめられないように、落とし前つけなきゃならないから、
やくざさんも大変なんだろうけど、全然、かっこよくない。
金回りは良さそうだが、器がちっちゃくてやな感じのコスいやくざ。
そんな役を、この見も蓋もない真正の脇役を、
北村さんはとってもきっちり演じていらっしゃった。
いいお仕事である。
主演の原田さんは、鬼火よりはるかにかっこよく、
映画自体が結構面白いものだったので、
9人の内の1人だったらよかったのになぁ。
鬼火繋がりで、カマキャラかなんかで・・・
(2003 豊田利晃監督作品)