2008/01/15(火)17:18
児童書にはまりにはまっています(6)
このところずーっと夢中になっている上橋菜穂子さんの作品。
あれから、「弧笛のかなた」と「獣の奏者」を一気に読み終えました。
どちらも面白かったですねぇ。
「弧笛のかなた」は直ぐにでも映像化できそうな雰囲気を持った作品で、
いつものなんとも霊的な不思議な世界の中で、
初々しい少年少女の恋が描かれていて新鮮でした。
斉藤洋さんの「白弧魔記」の風景も多少ダブりながら読みました。
「獣の奏者」は、「神の守り人」の中にも似たようなニュアンスで、
戒め人が書かれていましたが、これはこれでとっても面白かったです。
ペットブームの今、違った意味でも考えるところも多いですねぇ。
こちらも、ちらっと恋愛テイストが含まれていて、
そのさじ加減が何とも良い感じで好きです。
この部分が守り人シリーズには全く無かったですものね。
これで上橋さんの作品を13冊読みましたが、
どれをとっても面白いですねぇ。
彼女の才は素晴らしいですねぇ。
新しい書籍の発刊を楽しみに待ちたいと思います。