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カテゴリ:アメリカ医療事情
もう1年半ほど前の話ですが、懐かしい写真が出てきたので本日はアメリカのBaby showerの話を。
アメリカでは初めての子供を生むプレママをBaby showerというパーティーでお祝いする習慣があります。初めての子供を産むときにはママもどんな育児グッズが必要なのかもわからないし、まず何も持ってない。そこで先輩ママやお友達が生まれてから半年くらいの間に必要と思われるものをプレゼントします。 <Babay showerの流れ> 1、プレパパ、プレママはベビー用品店などでBaby showerの準備に来た事をカウンターに申請 2、専用のバーコード読み取り機を借りる 3、欲しいor必要だと思う商品のバーコードをスキャン 4、すべてスキャンしたらカウンターにバーコードを返却 5、Baby showerの幹事のお友達にどのお店で準備(レジストリー)をしたか知らせる 6、幹事は招待客に日時、場所とともにプレママとプレパパが行ったお店をお知らせする 7、招待された人はWebやお店などでプレパパ、ママの欲しいものリストの中から予算とあうものを購入 8、Webで買った場合は自動的に、お店で買ったときにはカウンターでプレパパとプレママの名前を言って欲しいものリストと照合してもらう リストを見ながら買った人がいると、その商品はリスト上で『購入済』になります。 このシステム、とても優れている点は ・同じプレゼントを複数もらって困る事がない ・お洋服や毛布などは欲しい色とメーカーのものを指定できる お祝いでもらった洋服やグッズは気持ちもこもってるし、1回も使わずに処分するのも…。とためらわれるもの。どうせなら欲しいものをもらったほうがうれしい。いかにもアメリカらしいお祝い方法です。 パーティー当日は基本的に女性のみが参加。ランチやおやつを持ち寄りながらゲームをしたりプレママにアドバイスをしたり、自分の子供の時にはどうだったか昔話をしたりしながらすごします。 幹事さんが招待した人の名簿とThank youカードをたくさん用意してくれていましたので、私はいただいたプレゼントにせっせとお礼状を書くだけ。幸せ~ ちなみにいただいたものたちはこちら!! ベビーバス、自動のスウィング(これは夕方泣きした時に大活躍)、洋服、毛布、靴下、小児用お薬、オムツ、ベビーオイル、よだれかけ、モニター…。 自白しますと自腹で買ったのはベビーベッドだけでした。 *出産する病院からもいろいろもらえます。詳しくはこちらをクリック 欲しいものリストに載せたのに買ってもらえないものも当然あります。 が、その多くは先輩ママが『それは使わない!!』と判断したもの。(予算が合わなかった場合もあるけど)本当に必要なものかどうかもう一度考えて見ましょう。 このBaby shower、やってもらうのももちろんうれしいのですけれど、お祝いに行くのもまた楽しい。自分の子供がすっかり卒業してしまった新生児グッズの売り場を歩くと妙にワクワクしちゃうのです。 日本では『出産は最後の最後まで無事故で終わるかわからない』という大事をとって出産後にお祝いしますよね。それはそれでとても素敵な気配りですが、郷に入っては郷に従え。アメリカ式のお祝いは合理的です!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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