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カテゴリ:模型
1938年頃のソビエトのT-39超重戦車をスクラッチビルドするための作業です。
昨日は、転輪関係を組みました。 T-39超重戦車は図面を見ると転輪は片側に10個あります。 2個が1つのボギーになっているようです。 サスペンションの構造は、同時期のソビエト戦車であるT-35重戦車と同じようにも見えますが、シャーシ下部からフェンダーまでの高さを考えるとつじつまが合わないようなので、T-24戦車やT-28戦車のサスペンションと同じ衝撃吸収構造にしてみました。 転輪の直径は、図面から計測してKV-1に近いと思われます。 ということで、タミヤの旧製品のKV-1の転輪を使います。 タミヤのカスタマーサービスで購入しようかと考えていたところ、 ネットオークションで、KV-1の車輪関係部品の出品があり、カスタマーサービスで注文するより安く入手できました。 ということで、ボギーとサスペンションは自作です。 ボギーアームはエバーグリーンの1.5×6.3mmの平プラ棒 車軸はタミヤの3mm丸棒 サスペンションとボギーの連結部はタミヤの2mm丸棒 サスペンション外装はエバーグリーンの4.8×4.8mmスクエアチューブ サスペンション内軸はタミヤの3mm丸棒 スプリングはタミヤのミニ四駆のスライドダンパー2スプリングセット を使っています。 タミヤのKV-の転輪は、外側のディスクに3mm径の穴を貫通させ、 内側ディスクの車軸部にはウェーブの4㎜径肉薄プラパイプを入れて内部の軸径が3.2㎜になるようにしました。 ボギー部を組み終わったところです。 転輪はスムーズに回転します。 サスペンションの組立ては、高さが揃うように調整しながら行いました。 サスペンションとボギーとの連結部は、ウェーブの3㎜径肉薄プラパイプを3㎜程度に輪切りにしてスペーサーとしました。 組み上ったサスペンションユニットです。 ボギーアームの端は、この後でRが付くように加工しています。 部品の切り出しと、ドリル刃での穴開けで、指が引きつってきましたが、達成感はあります。 タミヤのミニ四駆のスライドダンパー2スプリングセットは、 銀色のスプリングが弾性が強く、金色のスプリングは弾性が金色より弱めです。 銀色のスプリングを使用した転輪ボギーは、車体の最前部と最後部に取り付けます。転輪ですが、ディスクの形状が異なっているのは、使用した部品の数が揃わなかったためで、本当なら全て銀のスプリングのボギーに使用したもので統一したかったところです。 別途 シャーシの部品を1mmプラ板から切り出すように、鉛筆で罫書きしておきました。 昨日は、全部で5時間作業しています。 今夜から、また通常のプラモの組立に戻るつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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