夕陽星

江利チエミさんのデビューから亡くなるまでの
半生を描いたミュージカルです。

大好きな樹里ぴょん（樹里咲穂さん）が、
雪村いづみさん役で出演するので観に行って来ました！

江利チエミさんたち三人娘は、うちの母と同世代ですわ。

だから、私の記憶の中では今日の舞台で聞いた
昭和３０年代の曲は、「なつかしい」と言うよりも
「聞いた事ある」ものです。

よい曲は、歌い継がれるので、テネシーワルツなんて、
今や若い人でも知っていますね。

そのテネシーワルツを日本で一番最初に歌って
大ヒットさせた人が江利チエミさんです。


恋人を親友に紹介したら、取られてしまうって歌ですの。


樹里ぴょんは、雪村さんを演じるので
普段の樹里ぴょんとは、ちょっと違った感じでしたが
ファンにとっては、観ておくべき樹里ぴょんでした！
行って良かったにゃ。

月影瞳さんは、宝塚時代を知らないので
先入観やイメージなく観ました。
まさしく「美空ひばり」でした！


かわいいひばりちゃんから、貫禄あるひばりさんに
成長するまでを、ちゃんと演じ分け歌い分けていました。
ひばりさんの、あの特徴ある「ありがとう」の言い方も
雰囲気出てましたよー。


私が歌番組でもっともよく聴いたのは
ひばりさんなので、知ってる曲も多いです。

「悲しい酒」は、凄くよかった～～。
これって、こんないい曲だったんだー。
この曲を歌ってた頃のひばりさんは、離婚を決意していたそうで
その感情がこもっていました。
心打たれました。
会場、シーンとして、皆さんも感動していました。


って、そのとき、どこからか、着信音がっ！

だりだ！
電源を切ってないのは！


こんないいときに、マヌケな音出しやがって～～！！

２列目か３列目の２６番から２８番の席から聞えました。

その直後、今度はまた２列目か３列目の３２番～３４番の辺りからも着信音があっ！


ほんとこの人たち、ばか？

何で電源切ることができないのかしら。
電源の切り方も知らないのかしら。


楽しんでる人の迷惑だってことは、どうでもいいのかしら。


それとね、残念だったのは、ここ絶対手拍子だよな。
ってところでも、誰も手拍子しない～～。

わからないのかな？
ここは手拍子だよ、皆さん。

こんなに反応鈍くてやりにくいよねえ。
私はひとりでそおっと手拍子してました。
音にはなってなかったけど。


それと、フィナーレで、島田さんが
「たって」と言う合図をしましたが…。
誰も立たない…┐(´-｀)┌ ♪


ああ、やっぱりね、観に来てる人が、５０代６０代７０代じゃあ、無理か～～。


盛り上がりには欠けたなあ。


私なりに楽しんだから、いいとしよう。


光ちゃんのＳＨＯＣＫや宝塚を観に行って
ファン一体化大盛り上がりを経験すると
今日みたいなのは、
「あれでよかったんだろうか？」な、
後味が残るのであります。


最後に、切なかったこと。

「ジャンケン娘」で売り出だした三人娘だけど
ジャンケンばあさんになるまで、一緒に頑張りましょう。
って、言ってたのに、
無事に元気にばあさんになったのは
雪村さんだけ…。