2006/06/04(日)20:45
カモメのおトイレ
ポメマルさんちのハンナちゃんが「自己紹介バトン」で 道の真ん中でおトイレという趣味を告白してくれていましたね。なんでも、それでバスを止めたことさえあるとか・・・。
私の場合、さすがにお手洗いではありませんが、札幌駅で特急列車を待たせたことがありますね ・・・いや、そういう話題じゃないってば・・・
ハイ、カモメのおトイレの話でした
もう十年近く前の話になってしまいますが、我がふるさと釧路の街での話。
一応「お仕事」で行きましたし、すでに実家はありませんので、中心街のホテルに泊まっておりました。
中心街も、表通りと、その向こう側の歓楽街地区ならば、中学・高校時代に徘徊して回った(昼間ですよ昼間)のでわりと知っているのですが、港寄りに位置するこっち側は、実はあまり知らなかったんですね。表通りから一本入るともうお店も何も無くて。
ホテルはそちらの側にありました。
ホテルの近くを少しお散歩していると、一軒の魚屋さんが。
いいなぁ、釧路は魚、種類にもよるけど美味しいからなぁ・・・ホテルじゃなければ、柳カレイでも一枚買って帰ってサッと炙って・・・悔しいなぁ・・・とその前に佇む私。
ふとみると、もう一名、佇んでいる生き物がいます。
カモメです。釧路ではゴメと呼ばれています。
魚屋さんの前の道路(一応車道なんですが、全然車は通っていなかった)の真ん中に佇み、魚屋さんの方を向いてじっとしています。
魚屋さん、正面のガラスの引き戸は閉めてあるのですが、サイド側のは開いていて、人目さえなければカモメが侵入して一匹ちょろまかしてくるくらいは出来そうなんですが・・・そのカモメは、何を期待しているのか、お行儀良く正面で佇んでいるんです。
丁度時間が空いていて暇だった私、散歩をカモメの観察に切り替えます。
かなり長い間そのまま佇んでいたカモメ。
突然動きを見せました。
魚屋さんの向かい側にある家一軒分くらいの空き地へと、飛ぶのではなくホッピングして移動。
そして、そこで排泄行為。
済ませると、お尻をブルブルっとふるって、またもといた位置へホッピング。
何事もなかったかのように、同じ姿勢で魚屋にガンを飛ばし続けました。
・・・カモメ君、道の真ん中ではおトイレをしないようです・・・