2019/01/05(土)16:55
土曜日のマルクト
ここしばらくマルクトに買い物に行っていなかったんですが、melocotonさんがブログ村に世界の食材マーケットというトラコミュを作ったそうなので、昨日久しぶりに私も行って参りました。
世界の食材マーケット(市場)
ここKollwitzplatzは、市内でも結構名の知れたWochenmarkt(直訳すると「週市」)。
市が立つのは、毎週土曜日が「普通の」大規模なマルクト、毎週木曜日はオーガニックマルクトです。市内の他の市場に比べての特徴は、「普通の」土曜日であってもオーガニックのお店が多いことと、営業時間が比較的長く遅いことかと思います。今のところに引っ越してくる前によく利用していたマルクトは、火・金の週2回、朝(何時だか知らない ^_^;)から昼過ぎ13時とか14時までだったと記憶しているのですが、Kollwitzplatzは、土曜は朝9時ごろから夕方16時までと長いし、木曜日はお昼12時から始まって、どうやら夜19時までやっているらしい(そこまで遅い時間に行ったことはないのでわからないのだけど)。これは、一般的に言って朝の早いドイツ人の中ではかなり宵っぱりであるベルリンっ子の、更にその中でも夜遊び地域であるPrenzlauer Bergという地域性に合わせてのことなのでしょう。
ちなみに、Kollwitzとはもちろん、Kaethe Kollwitz ケーテ・コルヴィッツのことで、ベルリン時代の彼女が家族と共に住んでいたのがこのすぐそばだったのです。戦後になって、この広場と住んでいたストリートが、彼女を記念してその名を付けられたというわけです。
これはうちのほうから行く場合の入り口。三角形をなすKollwitzplatzの公園を囲む道の一辺の車道を通行止めにして、2ブロック分にわたり、屋台がずらりと並びます。
写真左側に見えているのは「Suppenkanone スープ砲」と呼ばれるもので、おそらく旧DDR人民軍の糧秣に使われていたのであろう車体を利用したスープ屋さんです。提供しているのはErbssuppe グリンピースのスープとTomatensuppe トマトスープの2種類のみ。でも前者にはでっかいソーセージがごろんと入っていて、結構なボリュームがありますよ。
そのすぐ向こうに見えるブタちゃんのマークのお肉屋さんは、うちの並びにある例の高級肉店の出店。その横で美味しいソーセージの焼いたのなんかも食べられます。右側の赤いワゴンはオランダチーズ専門店。
こちらはちょっと入っていったあたり。左にチラッと写っているのはギリシャデリのお店で、そのすぐそば、写真では右側に写っているのはテーブルひとつだけで出店の手作りマスタード屋さん。次の青いシートはコーヒースタンド(ここのカプチーノが美味しい)。
これは私のお気に入りのひとつのオーガニックの八百屋さん。オレンジ色のかぼちゃの谷間に、緑の美味しそうなかぼちゃがころがっていますね。お値段も高めだし品数も多くはないのでそうそうしょっちゅう利用するわけではありませんが、ここで買うものにははずれがないですね。長身のお客さんの足元に見えているお買い物バッグが素敵じゃない?
・・・実は、もっとたくさん写真を撮るつもりで出かけたんですが・・・魔の電池切れで、これで打ち止めになってしまいました。旅先だと替えの電池を持って歩く私も、さすがにベルリンでの日常までは持って歩かないので・・・。よく利用する卵屋さんだの、たまにパンを買うイタリアンデリだの、オイスターバーだの、ドイツ風じゃないケーキ屋さんだの、もっともっと紹介したいお店があるのにぃ~~~~!
・・・というわけで続編はまたの機会に。
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世界の食材マーケット(市場)
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